1994年12月、沖縄県・沖大東島西方の海上を飛行中の成田空港向けのフィリピン航空434便内で爆破装置を爆発させ、日本人男性(当時24)を死亡させるなどしたとして、県警は25日、航空危険行為処罰法違反の疑いで、米国で収監中のイラク国籍の容疑者(57)を書類送検した。
 県警によると容疑者は事件当時、国際テロ組織アルカイダの幹部で、93年2月に世界貿易センタービルで発生した爆破事件の主犯格として、95年2月にパキスタンで逮捕。
その後、複数の事件で禁錮240年および終身刑の有罪判決を受けて米国連邦刑務所で収監中となっている。
 事件は1994年12月11日、日本時間午前11時半ごろに発生。糸満市喜屋武岬灯台の南東約301キロ、沖大東島西方約98キロ(推定)の海上上空を航行中の同便(乗員乗客293人)の機内で爆破装置を爆発させ、日本人男性を死亡させたほか、日本人男女10人にやけどなどの重軽傷を負わせた疑いがある。
 容疑者は、東京を経由する航空機を含む米国旅客機12機を同時に爆破する「ボジンカ計画」を企てていた。94年12月の事件は、同計画のテストとして行われていたことが米国の裁判記録などから明らかになっている。
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