【南城】南城市にある世界遺産の斎場御嶽(せいふぁうたき)で今年7月1日から来年1月5日までの間、「巡礼記念証」が来場者にプレゼントされる。工事に伴って一部が立ち入り禁止になるため、少しでも思い出になればと市が企画した。

 記念証は、斎場御嶽の最も奥にある格式高い神域「三庫理(さんぐーい)」の三角岩をデザインした。訪問日の欄は来場者自身が記入する。
 斎場御嶽は2000年、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界文化遺産に登録された。来場者の増加に伴って参道が踏み固められ、雨水で地表が削られるようになった。市は水はけをよくするための工事に伴い、7月1日から一部を立ち入り禁止にする。11月2日から来年1月5日まで三庫理に入れなくなる予定で、その間の入場料は無料にする。
 斎場御嶽は国の史跡名勝でもあり、市は文化庁や県と協議して工事を進める。排水基盤の整備後は砕いたサンゴ(サンゴ砂利)を敷き、趣のある景観に仕上げるという。24年度の入場者数は約23万4400人。入場料は10月から引き上げられ、大人(高校生以上)は300円から600円になる。(南部報道部・平島夏実)
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