那覇市文化協会の琉球王朝禮楽部会・空手文化部会(大城康彦部会長)の合同発表会「平和を奏でた琉球文化の継承」が14日、那覇市のともかぜ振興会館で開かれた。琉球音楽研究家でおもろ歌謡伝承者の故山内盛彬が琉球音楽と空手の基礎を結び付けて空手の普及を目指した「リズム空手」を47年ぶりに上演した。

 リズム空手は沖縄師範学校空手部出身でもあった山内が1932年に考案。そのうち披露された「第一リズム空手」は琉球音階を使ったメロディーを主体にオーケストラや三線音で録音された音楽に合わせ、剛柔流尚禮舘で受け継がれてきた上段や下段の突きや蹴りなどの型を披露した。
 そのほか山内が採譜するなどして残した古謡を伝承、普及する首里クェーナ保存会が「兼城グェーナ」を初披露。公演を通して、山内のひ孫で沖縄音楽研究家・実演家の山内盛貴が、王府おもろの歌唱構造などを分かりやすく解説したほか、大城同部会長が「ガマク」を巡る琉舞と空手の関係性について考察を発表した。(編集局付・上間正敦)
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