アールディ・フィールズ沖縄の宮城敦代表

 企業と就活生双方のサポートを手掛けるアールディ・フィールズ沖縄の宮城敦代表に、就活で大切にしたい視点などを聞きました。
◆待遇よりも大事な事
 現在、県内大学の就職支援課とも連携しており、学生と直接面談する機会があります。
本人のやりたいこと、将来の夢や目標を幼い頃から振り返り棚卸しして、強み、弱み、軸を一緒に見つけていきます。
 やりたいことよりも待遇重視を前面に打ち出す学生は増えていますが、自分のやりたいことが見つかっていないことの裏返しだと思っています。そう興味の持てない仕事を処遇や休みの回数だけを見て選んだ場合、自分のやりたいことができるかどうかで選んだ場合、それぞれで30歳、40歳の自分はどうなっているかを考えてみてほしいです。
 就活は自分自身と向き合う時間です。これから先何十年と社会人生活を送る上で何を大切にするのか、夢、目標、生活の仕方などの解像度を上げた先に企業選びがあります。難しくて面倒くさい話かもしれないけれど、実際に学生が自分自身を見つめて「私ってそこだったんだ」と腑に落ちる瞬間を見ると本当にやりがいを感じますし感動します。内定はゴールではなく、入社後どう幸せに働けるかが大事です。仕事の上で乗り越えなければいけない場面が出てきたとき踏ん張る力になるのは、自分のやりたいことがその企業にあるかどうかです。
◆偶然が「成長のタネ」に
 学生生活ではいろいろな経験もして下さい。興味がなくても声を掛けられたら行ってみる、やってみる。何がきっかけになるか分かりません。私の家系は公務員が多く、大学生まで、何となく自分も公務員になるのかな、くらいのイメージしか持てていませんでした。
そんなに関心のなかったウェディングの式場アルバイトにたまたま誘われて、そこで今につながる「誰かのためにできる仕事」が好きな自分が開花しました。
 ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は「自分が成長できた経験」に置き換えるといいと思います。例えば学内イベントのリーダーをした、など一見華やかなエピソードを持つ人に「ではそれでどのように成長できたの」と聞くと答えられないことがあります。それよりも例えば、スポーツ店でのアルバイトで、来店者層を見て体格や足のサイズに合うシューズを種類多く出したら売り上げが上がったとか、そういった経験の方が魅力的です。もっと言えば高校まではよく寝坊していたのが大学では遅刻しなかった、でもいいんです。その背景にある工夫、自分を変えた経験こそが自己成長です。
 就活は一人で取り組むのではなく、友人や家族、大学の就職支援課などいろいろな人を巻き込んで進めていってほしいです。そして何より「仕事って楽しい」ということも伝えていきたいです。
「10年後の自分」に誇れる選択を
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