ひとり親世帯の子ども向けに無料の英会話教室を開いているATMAアジア観光外国語学院(那覇市)の理事長、二宮徹さん(62)が新たな取り組みを始める。新高校1年生を対象に2026年度から、高校3年間を通して実践英会話や英語でビジネスを学ぶプロジェクトを開始。
「英語はどの分野に進んでも武器になる。世界に通用する人財を育成したい」と意気込む。
 「物質支援は貧困世帯をサポートできるが、断ち切れない。教育で沖縄の貧困を断ち切りたい」。そんな思いで21年から、ひとり親世帯の小5~中1生に英会話を教えてきた。これまでは半年ずつのクラスを開講していたが、「生徒の長期的な成長を見守りたい」と対象を新高1生とし、クラスの運営期間を延ばす。
 二宮さんには、外貨両替観光案内所の経営や日本語講師などの経歴がある。授業では外国為替の知識や、ビジネスで使えるコミュニケーション術が英語で学べる。米軍基地内の学校との日米交流プログラムや代表生徒2人のハワイ語学研修なども予定。
 募集は30人。諸経費として月3千円かかるが、授業料は無料。対象はひとり親世帯で所得制限はなし。
授業は6月1日スタートで毎週月曜日の午後7時半から、宜野湾市の男女共同参画支援センターふくふくで行う。入学のための選抜試験があり、5月に説明会がある。問い合わせは事務局、電話090(8220)3928。(社会部・西平光葉)
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