高江洲毅さん、美沙さん夫婦が、食いしんぼうをとりこにする食堂faidama(ファイダマ=石垣島の言葉で食いしんぼう)が9日に開店10周年を迎えました。2人が真摯(しんし)に向き合ってきた料理レシピと「おてがるタレ」など魅力満載の料理本「食堂faidamaと島の風のようなごはん」が出版されました。

 毅さんは旬の食材を調理しながらその都度、レシピを変えてよりおいしく仕上げる感性の人。ところが本の制作では、職人技を文字にするのは至難の業。2人で読み合わせ、誤字を見つけるたびに心が折れそうになり、胃がキリキリの日々が続いたそうです。
 「だし巻き玉子」編ではあんばいをどう伝えるかで苦戦、最後は図式で表現しました。美沙さんは活字だけだと味気ないと各ページに手書きのメモを入れ込むなど試行錯誤の跡が随所に確認できます。出版社ボーダーインクのサポートもあり、ギリギリで入稿。納品された本を手に、本当に出来たと震えたそうです。
 「開店10周年に、よせていただいた声」のページにはファイダマと高江洲夫妻が愛されていると実感できるコメントがあふれます。2人の「食いしんぼうがふえるとうれしい」との思いが伝わる珠玉の1冊です。
 【メモ】那覇市松尾2の12の14の1階。電話098(953)2616。詳細はQRコードから。

(写図説明)料理本「食堂faidamaと島の風のようなごはん」
(写図説明)「食堂faidama」を運営する高江洲毅さん、美沙さん夫婦
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[ヒットのたまご](307)沖縄物産コーディネイター 池村博隆食堂faidamaと島の風のようなごはん 食堂faidama 職人技のレシピ 本に
「食堂faidama」を運営する高江洲毅さん、美沙さん夫婦
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