【糸満】慰霊の日を前に糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂で10日、沖縄平和祈念像を布でほこりを拭き取る「浄(きよ)め」が行われた。祈念堂を管理する沖縄協会が主催。
県内のバスガイドや県工芸振興センター研修生ら28人が像に奉納された折り鶴を整理し、約1時間かけてきれいにした。
 像は沖縄戦で2人の息子を失った彫刻家の故山田真山さんの作品。高さ12メートル、幅8メートルで、「平和の礎」に刻銘された沖縄戦などの戦没者24万人余の名簿が収められている。浄めは毎年6月と12月に行われている。
 山田さんに師事し、像の製作にかかわった漆芸家で浦添市美術館の糸数政次館長も参加。「戦後81年たつが、世界を見ると平和ではなく悲惨な戦争が続いている。戦争を起こしてはならないという気持ちで浄めている」と語った。
 祈念堂では22日午後7時から沖縄全戦没者追悼式の前夜祭が行われ、琉球古典音楽や琉球舞踊が奉納される。(南部報道部・溝井洋輔)
平和な世を願い「浄め」 糸満市・摩文仁の祈念像 慰霊の日を前...の画像はこちら >>
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