映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)以来、7年ぶりに来日予定のラミ・マレックが主演する映画『アマチュア』(4月11日より日米同時公開)のワールドプレミア(世界初上映)イベントが、英ロンドンで現地時間31日(※日本時間4月1日)に開催された。

 同映画は、CIA最高のIQを持つが、仲間ゼロ、殺しの能力ゼロの“スパイ映画史上最も地味な男”チャーリー(演:ラミ・マレック)が、最愛の妻の命を奪った国際テロ組織にたった一人で挑む、無謀で予測不能な復讐劇。
ロンドンはチャーリーの妻がテロリストに殺害され復讐の始まりの都市でもある。

 スパイらしいシックなスーツスタイルでファンの前に登場したラミは「この映画にプロデューサーと俳優として5年以上取り組み、長い時間がかかりました。ラブストーリーであり、アクション映画であり、スリラーであり、ユーモアも満載で、世界中も旅するしね。あらゆる要素が詰まった作品です」と、コメント。

 さらに殺しの能力0のアマチュアスパイというスパイ映画にとって全く新しい主人公チャーリーについて「彼はとても誠実な人だ。最愛の人の死を悲しんでいて、愛する人が忘れ去られないようにどんなことでもするし、予想外のヒーローになります。銃を抜かずに復讐に挑むキャラクターを見るのは素晴らしいです!」と、その魅力を語った。

 今月9日には、ジャパンプレミアイベントにも登壇予定のラミは「まず、日本の皆さんには『ボヘミアン・ラプソディ』でのサポートに感謝しきれないほど感謝しています。『アマチュア』でも同じように応援していただけるとうれしいです!なぜなら、この映画は大きなスクリーンで楽しむべき素晴らしい作品だからです。皆さんと同じ時間を共有できることを楽しみにしています!またすぐに会いましょう。ありがとう!」と日本で待つファンに向けて熱いメッセージを送った。

 ラミと一緒に来日予定のジェームズ・ホーズ監督は「ジェームズ・ホーズは「日本の皆さんこんにちは。
間もなく『アマチュア』が公開され、本作ではラミ・マレックとローレンス・フィッシュバーンが最高の演技を見せています。キャラクターが際立っていて、ユーモアもあり、大画面ならではのスリルもあります!そして来週には私も日本に行き、プレミア上映会に出席します。楽しみにしているよ!」と、語った。

 チャーリーに殺しの術を教え、ヨーロッパを渡り歩くチャーリーを追う立場でもあるヘンダーソン大佐役のローレンス・フィッシュバーンは「私はラミと出会ったときから一緒に仕事をしたかったんです!彼が『ボヘミアン・ラプソディ』を撮ろうとしていた頃に、彼がこの映画に出演すると聞いて『一緒にやらないか?』と誘われ、『うん、やろう』と答えました。驚きの連続だったよ!」とアカデミー賞主演男優賞受賞者であるラミとの共演が決まった時の裏話を振り返っていた。

 イベントの最後にラミは、公開を心待ちにする観客に向けて「観客の皆さんは、過小評価され愛する人のために並外れたことをする“最も予想外のヒーロー”チャーリーの立場に自分を置き、おそらく強い衝撃を受けると思います!」と、自信たっぷりにアピールしていた。
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