5月9日より2週間限定、全国でリバイバル上映される高倉健主演、映画『新幹線大爆破』(1975年公開)。入場者特典として、オリジナル号外新聞の配布(先着・数量限定)が決定した。


 表面は、「東映新聞」として劇中の事件や時系列を元にした架空の新聞報道が掲載されており、公開当時にも製作された号外新聞のノベルティを今回のリバイバル上映にあわせて再現。「新幹線ひかり号に爆弾」の大きな見出しとともに、事件のあらましや捜査の進展など緊迫した状況が綴られている。

 裏面は、公開当時にメディア向けに配布された「プレスシート」を再現したもの。解説やあらすじを中心に、劇中の新幹線「ひかり109号」が走行した路線図と各区間に起こった事件や出来事が時系列とあわせて記載されている(※号外新聞、プレスシートには一部本編のネタバレの記載あり)。

■ストーリー

 9時48分、約1500人の乗客を乗せた新幹線ひかり109号博多行は、定刻どおり東京駅19番ホームを発車した。列車が相模原付近に差し掛かった頃、国鉄本社公安本部に、この109号に爆弾を仕掛けたという電話が入った。特殊発火装置を施した爆弾は、スピードが80キロ以下に減速すると自動的に爆発するという。止まることのできないひかり号は、東京から博多までの1100キロ超をノン・ストップで疾走する。

 緻密な計画のもと500万ドルを要求し着々と計画を実行する犯人・沖田と、捜査当局との息もつかせぬ駆け引き、そして運転司令室の頭脳操作……。逃げ場のない極限状態の中、犯行グループ、警察、国鉄職員、乗客、それぞれの人間模様がドラマチックに展開し、全国民が注目する中、列車は驀進(ばくしん)する。

■キャスト
高倉健、千葉真一、山本圭、織田あきら、竜雷太、田中邦衛、郷エイ治(※エイ=金偏に英)、川地民夫、宇津宮雅代、藤田弓子、藤浩子、松平純子、多岐川裕美、志穂美悦子、志村喬、山内明、渡辺文雄、永井智雄、鈴木瑞穂、丹波哲郎、宇津井健

■スタッフ
原案:加藤阿礼/企画:天尾完次、坂上順/脚本:小野竜之助、佐藤純彌/撮影:飯村雅彦、山沢義一、清水政郎/音楽:青山八郎
監督:佐藤純彌
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