村山はライブの主役としてセットリストも全く違う昼夜2公演を走り抜けたが、終演後も変わらない笑顔を見せ「不思議とまだまだ動けそうです!」とアピール。「“さみしい”“悲しい”よりも“楽しかった!”が勝ってます」と率直な思いを口にした。
卒業コンサートには、OGの峯岸みなみ、柏木由紀、中田ちさとらのほか、NMB48キャプテンの小嶋花梨、元SKE48の斉藤真木子、同期の13期生メンバーたちがサプライズで駆けつけた。さらに向井地美音、岡田奈々、茂木忍さんとのユニット“ゆうなぁもぎおん”も復活。
芸能界を引退した茂木さんの登場には一段と大きな歓声が上がったが、村山も「すごかった!大スターでした!(笑)。(茂木は)卒業してから一般人に戻ると言っていたのもあって、ファンの方も期待薄だったと思うんです。だから(ゆうなぁもぎおん復活が)実現したことはすごく大きかった」と振り返る。あの瞬間だけ主役を持っていかれたと苦笑いしつつも「同期だし、茂木ちゃんが頑張ってきたからこそ、あんな大きな声援があったんだなと思うので、私はすごくうれしかったです!大好きです!」と喜んでいた。
人生の半分をAKB48で過ごしたが、この14年を振り返り「すごくあっという間でした。いつもAKB48としてまっすぐに生きすぎて、気づいたら27歳。もうすぐ28歳になるんだなって実感しました」と吐露。
最後にはファンに向けて「14年間、本当にお世話になりました。ファンの方がいてくださったからこそ、私はAKB48で居続けられたと思いますし、自信を持って“シアターの女神”という肩書きを最後まで貫くことができました。数年前のソロコンサートで私は『AKB48劇場に人生をささげます』と言ったんですけど、本当にささげられた気がします」と胸を張り、「これからもぜひ私と一緒に歩んできてくださったらうれしいです。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。