世界中の子どもから大人まで絶大な人気を誇るゲーム『マインクラフト』(通称:マイクラ)を実写映画化した、『マインクラフト/ザ・ムービー』が世界中で大ヒット。全世界の興行収入は8.75億ドル(約1251億円※1ドル=143円換算、5月7日現在Box Office Mojo調べ)を突破し、今年最大のヒット作として記録更新中。日本でも4月25日より全国362劇場・958スクリーンで上映スタート。5月6日までの時点で興収約23.7億円、観客動員は約180万人に到達している。

 驚異的な完成度とスケールで、“マイクラワールド”を描き出した本作。特に注目されているのが、3D・4D・ScreenXといったラージフォーマット上映。まるでアトラクションのような臨場感が話題を呼び、家族連れを中心にリピーターが続出している。SNSでは「2回目の方がより楽しめた」「4DXすごすぎ!」「3回目でも全然飽きない!」といった投稿があふれ、見るたびに新たな発見がある“スルメ映画”としての魅力が支持されている。

 さらに話題を呼んでいるのが、劇中で登場する挿入歌「Steve's Lava Chicken(溶岩チキン)」。ギネスワールドレコーズは4月30日にこの楽曲について、「イギリスのシングルチャートに入った最も短い曲」「アメリカ『Billboard Hot 100』に入った最も短い曲」としてギネス世界記録に認定したことを発表した。

 そんな大ヒット上映中の本作から、初公開となるメイキング映像と特別インタビューが解禁された。撮影現場では、監督ジャレッド・ヘスとキャスト陣との間に笑顔の絶えない関係性があったことが明かされている。

 メインキャラクター・スティーブ役を演じたジャック・ブラックとヘス監督は、映画『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(2006年)以来の旧知の仲。ブラックの演技力と人柄を熟知するヘス監督が、今作にも彼を起用したのは当然とも言える選択だ。

 ブラックは「彼より適した人はいない。生涯を通じて偉大な芸術家だ」と語り、さらに主人公ギャレット役のジェイソン・モモアも「彼は世界観を築き、キャラクターを生み出す天才だ」と監督を絶賛している。

 また、エマ・マイヤーズ、ジェニファー・クーリッジら出演陣からも絶賛の声が相次ぎ、ヘス監督は「この撮影は、最高に楽しく、美しい旅だった」と振り返っている。

 映像では、わずか34秒の楽曲ながら一度聴いたら忘れられない“耳に残る名曲”として、制作風景の一部も登場。ヘス監督が「熱い溶岩とチキン、さあいこう!」と気合を入れる場面にも注目だ。

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