オープニングから&TEAMのアイデンティティであるオオカミのワイルドなエネルギーが存分に感じられる壮観な演出でスタート。狼の吠える声とともに、月食を模した舞台装置の間から9人が登場し、会場が割れんばかりの声に包まれると、目を隠しながら感覚を研ぎ澄ませて動きをそろえる3rdシングルのタイトル曲「Go in Blind(月狼)」を披露。&TEAMの専売特許である息のそろったパフォーマンスを見せ、迫力のステージの幕開けとなった。
また、飛んできたナイトボールをMAKIがキャッチしてスタートした「Dropkick」では爽やかな青春を感じるパフォーマンスを披露。失敗が許されない演出にMAKIは「緊張したけど成功して良かったです!LUNE(ファンネーム※E=アキュート・アクセントを付したもの)の反応がうれしすぎて感動しました。今後の公演でも毎回成功させます!」と意気込みを伝え、会場を沸かせた。
そして、パフォーマンス動画が話題を集めた「Deer Hunter」では、シックなブラックスーツスタイルに身を包んだメンバーが本公演オリジナルのダンスブレイクをサプライズで披露。弓を射る振りに射止められた会場からは大きな歓声があがった。また、愛知公演初日では、一度は挑戦してみたいパートの話題となり、MAKIは「『Deer Hunter』でFUMAくんの前に倒れるYUMAくんのパートに挑戦したい」と言い、実際に披露すると、新鮮な姿に会場は大盛り上がりをみせた。
さらに、Kがコレオグラフィーを担当したパフォーマンスとして注目を集めた「Big好き(suki)」では、メンバーがハットを被り、レトロな舞台に様変わり。全員がセンター級ともいわれるスタイルの良さを活かしたダイナミックな振り付けで会場を魅了した。
アンコールでは、FUMAが「アジアツアーをかなえられたのはLUNEのおかげです。
アジアツアーの幕開けとなった愛知公演では、終わるのが惜しくなったメンバーによるダブルアンコールを披露し、最後までLUNEに手を振りながらステージを後にした。
&TEAMの真骨頂といえる息のあった刀群舞はそのままに、これまでにも増して一人ひとりの個性や表現力が光るパフォーマンスをみせつけ、ツアータイトルの通り9人の底知れぬ才能が覚醒する初日となった。
アジアツアーは、愛知公演を皮切りに、東京、バンコク、福岡、ソウル、ジャカルタ、台北、兵庫、香港の順にアジア9都市をまわる。