歌手の中島美嘉が自身初のアジアツアー『MIKA NAKASHIMA ASIA TOUR 2025』を完走した。アジア6都市8公演で約4万人を動員したこのツアーのラストを飾ったのは、5月10日、11日に開催された韓国・ソウルの高麗大学ファジョン体育館での2DAYS公演。
映画『NANA』主題歌「GLAMOROUS SKY」や「雪の華」をはじめ、これまでも韓国、中国、台湾を中心とするアジア圏で多くのファンを魅了してきた中島。現地メディアやSNSでもたびたび話題に上り、韓国での人気は根強いものがある。そんな中島がついに実現させた初の韓国単独公演。会場には早くからファンが詰めかけ、開演前から熱気と期待が充満していた。
暗転と同時に拍手が巻き起こるなか、黒のロングドレスにハットを合わせた中島が登場。オープニングナンバー「知りたいこと知りたくないこと」をしっとりと歌い上げ、続く「一番綺麗な私を」「花束」と3曲連続のバラードで観客の心を一気に引き込んだ。
その空気を一変させたのは、チェック柄のジャンプスーツにグランジ風ヘアスタイルで再登場したロックパート。「GLAMOROUS SKY」では“アンニョンハセヨ!”のコールとともに客席を煽り、「LOVE IS ECSTACY」で観客のテンションは最高潮に。中島の艶やかな歌声とダイナミックなパフォーマンスで、会場に圧倒的な一体感が生まれた。
MCでは「アンニョンハセヨ、中島美嘉イムニダ!」と韓国語であいさつ。「韓国の声援が一番すごいです」と感激の面持ちで語り、「長いこと歌っていると曲が増えてしまって、何を歌おうかいつも迷う」と語りながら構成したバラードメドレーを披露。
中盤では、韓国の人気音楽番組『日韓トップテンショー』で披露しYouTube再生数360万回を超えた「僕が死のうと思ったのは」や、「不協和音」「Beyond」など深いメッセージを持つ楽曲群が続き、彼女の内面とシンクロするような世界が広がっていく。
さらに、バレリーナの舞とともに届けられた「CANDY GIRL」、キャノン砲の演出が彩る「We are all stars」など、エンターテインメント性あふれるアップナンバーが畳みかけられ、ステージは終盤へ。
今ツアーの大きな見どころでもある衣装チェンジでは、中島自身がデザインした6体の衣装が次々に登場。終盤にはミントグリーンのプリーツドレスに大きなリボンをあしらった姿で現れ、韓国でもヒットを記録した代表曲「雪の華」を全身全霊で歌唱。観客によるスマホライトの揺れと大合唱が重なり、幻想的な空間の中で本編はクライマックスを迎えた。
アンコールでは「今日がファイナルなんですよ。まさか追加公演ができるなんて思ってもみなくて、本当にうれしかったです」と涙ぐみながら感謝を伝え、「FIND THE WAY」をエモーショナルに届けて終演。約2時間半にわたる30曲の濃密なステージは、大歓声と惜しみない拍手に包まれて幕を閉じた。
なお、ソウル公演の模様はWOWOWで独占放送・配信が決定。さらに過去ライブ映像やミュージックビデオ集などを含めた『中島美嘉WOWOW特集』が7月から展開される。また、自身初の衣装デザインによるデジタル写真集の発売や、7月末からのアコースティックツアー『Mika Nakashima Premium Live Tour 2025』の開催も控えており、今後の活躍からも目が離せない。
■セットリスト
M01. 知りたいこと知りたくないこと
M02. 一番綺麗な私を
M03. 花束
M04. Justice
M05. GLAMOROUS SKY
M06. LOVE IS ECSTACY
M07. 夜が開ける前に
M08. ~Ballad medley~
ALWAYS
ORION
初恋
WILL
愛してる
STARS
M09. ひとり
M10. 僕が死のうと思ったのは
M11. 不協和音
M12. Beyond
M13. ~medley~
LIFE
OVERLOAD
CANDY GIRL
A or B
CRESCENT MOON
ONE SURVIVE
M14. We are all stars
M15. A MIRACLE FOR YOU
M16. 桜色舞うころ
M17. 雪の華
【アンコール】
M18. UNFAIR
M19. Dear
M20. FIND THE WAY
台北に続いてソウルでもチケット即完を記録し、急遽決定した追加公演を含め、2日間で約2万人が詰めかけた。
映画『NANA』主題歌「GLAMOROUS SKY」や「雪の華」をはじめ、これまでも韓国、中国、台湾を中心とするアジア圏で多くのファンを魅了してきた中島。現地メディアやSNSでもたびたび話題に上り、韓国での人気は根強いものがある。そんな中島がついに実現させた初の韓国単独公演。会場には早くからファンが詰めかけ、開演前から熱気と期待が充満していた。
暗転と同時に拍手が巻き起こるなか、黒のロングドレスにハットを合わせた中島が登場。オープニングナンバー「知りたいこと知りたくないこと」をしっとりと歌い上げ、続く「一番綺麗な私を」「花束」と3曲連続のバラードで観客の心を一気に引き込んだ。
その空気を一変させたのは、チェック柄のジャンプスーツにグランジ風ヘアスタイルで再登場したロックパート。「GLAMOROUS SKY」では“アンニョンハセヨ!”のコールとともに客席を煽り、「LOVE IS ECSTACY」で観客のテンションは最高潮に。中島の艶やかな歌声とダイナミックなパフォーマンスで、会場に圧倒的な一体感が生まれた。
MCでは「アンニョンハセヨ、中島美嘉イムニダ!」と韓国語であいさつ。「韓国の声援が一番すごいです」と感激の面持ちで語り、「長いこと歌っていると曲が増えてしまって、何を歌おうかいつも迷う」と語りながら構成したバラードメドレーを披露。
「ORION」「WILL」「STARS」など、彼女の代表曲を繋ぐこのブロックでは、情感あふれる歌声に会場中が静かに耳を傾けた。
中盤では、韓国の人気音楽番組『日韓トップテンショー』で披露しYouTube再生数360万回を超えた「僕が死のうと思ったのは」や、「不協和音」「Beyond」など深いメッセージを持つ楽曲群が続き、彼女の内面とシンクロするような世界が広がっていく。
さらに、バレリーナの舞とともに届けられた「CANDY GIRL」、キャノン砲の演出が彩る「We are all stars」など、エンターテインメント性あふれるアップナンバーが畳みかけられ、ステージは終盤へ。
今ツアーの大きな見どころでもある衣装チェンジでは、中島自身がデザインした6体の衣装が次々に登場。終盤にはミントグリーンのプリーツドレスに大きなリボンをあしらった姿で現れ、韓国でもヒットを記録した代表曲「雪の華」を全身全霊で歌唱。観客によるスマホライトの揺れと大合唱が重なり、幻想的な空間の中で本編はクライマックスを迎えた。
アンコールでは「今日がファイナルなんですよ。まさか追加公演ができるなんて思ってもみなくて、本当にうれしかったです」と涙ぐみながら感謝を伝え、「FIND THE WAY」をエモーショナルに届けて終演。約2時間半にわたる30曲の濃密なステージは、大歓声と惜しみない拍手に包まれて幕を閉じた。
なお、ソウル公演の模様はWOWOWで独占放送・配信が決定。さらに過去ライブ映像やミュージックビデオ集などを含めた『中島美嘉WOWOW特集』が7月から展開される。また、自身初の衣装デザインによるデジタル写真集の発売や、7月末からのアコースティックツアー『Mika Nakashima Premium Live Tour 2025』の開催も控えており、今後の活躍からも目が離せない。
■セットリスト
M01. 知りたいこと知りたくないこと
M02. 一番綺麗な私を
M03. 花束
M04. Justice
M05. GLAMOROUS SKY
M06. LOVE IS ECSTACY
M07. 夜が開ける前に
M08. ~Ballad medley~
ALWAYS
ORION
初恋
WILL
愛してる
STARS
M09. ひとり
M10. 僕が死のうと思ったのは
M11. 不協和音
M12. Beyond
M13. ~medley~
LIFE
OVERLOAD
CANDY GIRL
A or B
CRESCENT MOON
ONE SURVIVE
M14. We are all stars
M15. A MIRACLE FOR YOU
M16. 桜色舞うころ
M17. 雪の華
【アンコール】
M18. UNFAIR
M19. Dear
M20. FIND THE WAY
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