俳優の大泉洋(52)、松田龍平(42)が14日、東京・銀座の丸の内TOEIで行われた『さよなら丸の内TOEI』プロジェクト映画『探偵はBARにいる3』(2017年12月公開)の舞台あいさつに登壇した。

 同シリーズは、大泉と松田のアクションシーンも大きな見どころだった。
仮にあるのであれば、続編でのアクションシーンについて大泉は「随分、年を取りましたよ。52歳ですよ」としみじみと語り「アクションシーンはギリギリやったとしても、サウナシーンは本当にやめてほしい。サウナはダメよ。裸で隠れないから」とNG宣言をした。

 『3』では見事な肉体美を披露していたが「『3』の時もダメだったんです。お腹に腹筋を描いてもらってメイクさんに『大泉さん、これは絵ですよ』と言われていたんです。『大泉さん(筋肉の陰影を)濃くすることはできます。何もないところには描けない。もう少し凹凸があれば、そこに影を入れられるけどないもん』って。『いいから描きなよ!プロだろ!』って。『3』の段階の段階でダメでしたね」と裏話中の裏話を披露していた。

 『探偵はBARにいる3』は、札幌・ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”の活躍を描くシリーズ第3弾。
今回の依頼は、探偵(大泉)の相棒・高田(松田)が持ち込んだ人探し。失踪した女子大生について調べていくうちに、探偵たちはモデル事務所の美人オーナー・マリ(北川景子)に出会う。謎に包まれたマリに翻弄され、次第に探偵たちは大きな事件に巻き込まれていく。

 『さよならTOEI』は、東映本社の入る東映会館の再開発に伴い、7月27日に閉館する東映最後の直営館であり、日本最後のロードサイドシアターでもある「丸の内TOEI」がグランドフィナーレに向けて7月27日までの80日間にわたり映画史に残る傑作80作品以上を特集上映するイベントとなっている。
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