スターダストグループ若手育成プロジェクト『STARDUST ZERO vol.1』の短編映画4作品が、5月30日から1週間限定で劇場公開される。それに先立って、予告が解禁され、舞台あいさつの実施が発表された。

 『STARDUST ZERO』とは、スターダストプロモーションとグループ会社のSDPが“次に来る”才能を発掘し、商業映画の世界へのステップアップを支援することを目的とした“全員新人”で構成された若手育成プロジェクト。今回が第1回目となる。4人の若手監督・脚本家が、企画コンペで選ばれた4本のオリジナル短編映画を制作。キャストはすべてオーディションで決定した。制作した4本の短編映画を、オムニバス形式で1本にまとめ劇場公開する。

 『ひらひら揺れる』では、かのんが初映像作品出演&初主演をオーディションで勝ち取った。『ニコ☆プチ』専属モデルとして活躍しているかのんが演じるのは、ボーイッシュな女の子。解禁された予告では、男子生徒と一緒にサッカーをしている姿と、スカートを履くことに悩む一面が切り取られている。

 “ハートフルホラー”となっている『THE SHADOW』では、亡き母を探し薄暗い森を歩く、主人公・中山碧瞳を汐里が演じる。碧瞳が森で出会うのは、母親なのか、そうではないのか。従来のホラー作品の枠を超えた心温まるホラー作品となっている。本作は『Short Shorts Film Festival & Asia 2025』ホラー&サスペンスカテゴリーの最震賞にノミネートされた。

 『孤高の文学少年はI Love Youをどう訳す?』では、超王道の青春ラブストーリーを思わせるシーンが盛りだくさん。白鳥晴都が演じる高校生・青野の孤独を感じるモノローグから始まり、初恋に戸惑う姿がかわいらしく切り取られている。青野の初恋の相手・笑茉を演じるのは、藤本ばんび。藤本のキュートな笑顔も見どころとなっている。

 予告編で最後に登場するのは『ブーンがきこえる』。仕事の忙しさと、不慣れな子どもとのやり取りで理一の苦悩が垣間見える予告編となっている。主人公・正井理一を演じる高尾颯斗のスーツ姿もポイントとなる。そして、印象的なのは“全力疾走”。はたして理一が走る理由とは。

 劇場公開を記念し、東京、大阪で監督とキャストによる舞台あいさつも実施される。日程は、以下の通り。

【舞台あいさつ日程】
■5月30日午後6時15分(上映後舞台あいさつ)
会場:東京・ヒューマントラストシネマ渋谷
作品名:『ブーンが聞こえる』
登壇者:高尾颯斗、塩野峻平監督

■5月31日午後2時(上映後舞台あいさつ)
会場:東京・ヒューマントラストシネマ渋谷
作品名:『ひらひら揺れる』『THE SHADOW』
登壇者:かのん、藤原聖、相馬雄太監督、中山碧瞳、天野大地監督

■6月1日午後2時(上映後舞台あいさつ)
会場:東京・ヒューマントラストシネマ渋谷
作品名:『孤高の文学少年はI Love Youをどう訳す?』
登壇者:白鳥晴都、藤本ばんび、森美春監督

■6月3日午後3時(上映後舞台あいさつ)、午後5時30分(上映前舞台あいさつ)
会場:キノシネマ心斎橋
作品名:『ブーンが聞こえる』
登壇者:高尾颯斗、塩野峻平監督

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