7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRSTが、26日より先行配信しているニューシングル「GRIT」のミュージックビデオ(MV)を、同グループYouTubeチャンネルで公開した。

 MVは“日本版ボースティング”を掲げた挑戦的な作品。海外HIPHOPカルチャーへのリスペクトを土台にしながら、日本独自の遊び心や美意識をかけ合わせ、7人の「個の輝き」と「チームとしての強さ」の両立がビジュアルで表現されている。おふざけやファニーな要素も満載の中、根底には誠実なエネルギーが流れており、その二面性が成立していることが、この作品の大きな魅力の一つだ。

 映像の舞台は、2000年代のUSヒップホップMVの精神を軸に、日本の伝統やストリートカルチャー、近未来感といった要素をミックスさせた、ラグジュアリーかつポップな異空間。各メンバーのソロステージは、それぞれがまるで別世界のような独立したビジュアルを持ちながら、最終的には一つの巨大スタジオに収束していく構造に。その“ネタばらし”によるスケール感と意外性も見どころとなる。

 振付はこれまでもメンバーのSOTAとともに「Mainstream」や「Masterplan」を手がけた世界的に活躍するコレオグラファー・ReiNaが単独で担当。HIP HOPカルチャーへのリスペクトが詰まった7人7色の世界観と合わせて、BE:FIRSTの真骨頂とも言えるダンスパートが楽しめる。

 同シングルは、彼らの生まれた世代でもある2000年代HIP HOPを現代に昇華させたトラックに乗せて、これまでの成功の秘訣を言うならば不屈の精神である、と世界に向けて新たな一歩を宣言する自分達の今までとこれからを描いた、アグレッシブなHIP HOPチューン。

 なお、シングルにはフジテレビ系ドラマ『波うららかに、めおと日和』の主題歌「夢中」、RYUHEIのソロ楽曲「Loop~One of the BE:ST-03 RYUHEI~」を含む全3曲を収録。また、現在9つの国と地域12公演に及ぶ初の海外ツアー『BE:FIRST World Tour 2025 -Who is BE:FIRST?-』を開催中。

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