俳優の荒木飛羽、7ORDERのメンバーで俳優の阿部顕嵐(27)が26日、都内で行われた映画『劇場版 スメルズ ライク グリーン スピリット』(6月27日公開)完成披露上映会イベントに登場した。

 昨年9月より放送されたMBSドラマフィル『スメルズ ライク グリーン スピリット』。
放送終了後、SNS上では「#スメルズロス」と最終回を惜しむ声も挙がった話題作を再編集し、さらに原作、ドラマにもないオリジナルエピソードを加え映画化した。平成の閉鎖的なド田舎を舞台に少年たちの成長とひと夏の青春物語。

 荒木は、“髪が長い”という理由で、同級生からいじめられるが抵抗せず、唯一の心のよりどころが、隠れて母親の口紅を塗ったり、服を着たりすることが日課となっている主人公・三島フトシを演じ、阿部は都会から閉鎖的なド田舎に転任してきた社会科教師・柳田を演じた。

 ドラマを経ての映画化に、主演の荒木は「本当にうれしくて。自分は新撮がなくて(笑)。それを聞いて、現場行きたかったと思ったんですけど、(映画化するということに)すごく感動しました」としみじみ。

 阿部は「僕ももちろんうれしかったです。映画というのは、その作品のためだけに何時間と使うわけじゃないですか。(ドラマと)比べるわけではないですが、ちゃんと没入していただけるのって幸せだなと思います」と語った。

 荒木と阿部の初対面シーンは真夏に行われ、本作の澤田育子監督いわく「狂った植物園みたいな暑さ」で撮影されたといい、阿部は「お尻ぺんぺんシーンですよね(笑)。初対面で人のお尻を叩くってない。でも、全力でやらせていただいて(笑)」とにやり。


 荒木は「結構痛かったです(笑)」とこぼすと、阿部は「それはもう、申し訳ない(笑)」と謝り、会場の笑いを誘った。

 完成披露上映会イベントには、曽野舜太(M!LK)、藤本洸大、中村中、澤田監督も登場した。
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