【TOP10動向】
■ちゃんみな&“ノノガ”ファイナリスト話題曲「SAD SONG」が4位に急上昇
Mrs. GREEN APPLEが5週連続で1・2位を独占した。同一アーティストが5週連続で1・2位を独占するのは、25/3/3付で自身が達成して以来、3ヶ月ぶりとなった。
2週連続で1位となったのは「クスシキ」(週間再生数742.2万回/前週比1.5%減)。通算6週目の1位獲得で、累積再生数を7689.8万回とした。
2位の「ライラック」(週間再生数738.4万回/前週比1.7%増)は、同曲が保持する歴代1位の連続TOP3入り記録を56週連続、通算57週にそれぞれ更新。累積再生数を6億685.2万回に伸ばした。累積6億回再生突破得品数は「青と夏」「ダンスホール」「ケセラセラ」に続いて4作目となり、YOASOBIと並んで歴代1位タイ。登場59週目での6億回超え達成は自身最速となった。
3位(前週4位)は7人組ガールズグループ・HANAのメジャーデビュー曲「ROSE」(週間再生数670.3万回/前週比7.7%増)で、3週ぶりにTOP3返り咲き。4/14付での初登場1位デビューから8週連続でTOP5をキープし、累積再生数を7517.9万回に伸ばした。
前週35位→4位へとジャンプアップしたのは、前出のHANAのプロデューサーでもある、ちゃんみなの「SAD SONG」(週間再生数666.5万回/前週比175.2%増)。約6年前の2019年8月7日にリリースされた本作は、今年1月にKアリーナ横浜で開催されたオーディション最終審査『No No Girls THE FINAL』のフィナーレで、HANAのメンバーに選ばれた7人を含むファイナリスト10人とともに歌い、大きな感動を呼んだ楽曲。
5位(前週3位)はMrs. GREEN APPLEの「天国」(週間再生数605.1万回/前週比12.0%減)で、3週連続TOP5をキープ。累積再生数を2715.4万回とした。
6位(前週5位)のサカナクション「怪獣」(週間再生数552.1万回/前週比0.5%減)は初登場から14週連続TOP10入り。累積再生数は1億458.1万回となり、大台を突破した(詳細は後述)。
7位(前週9位)はBE:FIRSTの「夢中」(週間再生数519.1万回/前週比6.7%増)で2週連続TOP10入り。8位(前週6位)は清水翔太「PUZZLE」(週間再生数499.4万回/前週比8.2%減)で3週連続TOP10入り。9位(前週10位)のback number「ブルーアンバー」(週間再生数497.1万回/前週比2.9%増)は4週連続、10位の超特急「キャラメルハート」(週間再生数447.0万回/前週比10.0%減)は2週連続TOP10入りとなった。
アーティスト別TOP500ランクイン総再生数、曲数ともに、1位はMrs. GREEN APPLE。週間総再生数は7490.3万回(前週比0.2%減)、曲数は30曲(前週比±0)で今週も突出している。
総再生数TOP30内で最も急上昇したのは、これまでリリースした全楽曲のうち66曲を5月17日にサブスク解禁したSixTONES。「バリア」の49位を筆頭に17曲がTOP500入りし、前週比約7倍となる週間1568.9万回を記録。6位(前週TOP30圏外)にジャンプアップした。
【初登場トピック】
■初登場最上位はYOASOBI新曲「Watch me!」
初登場最上位は、YOASOBIが5月18日に配信開始した「Watch me!」。週間再生数325.8万回で18位に初ランクインした。同曲は4月6日よりからMBS/TBS系で放送中のアニメ『ウィッチウォッチ』のオープニングテーマ。前週5/26付のオリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングでは初登場1位を獲得している。
【節目トピック】
■YOASOBI「夜に駆ける」オリコン史上初の累積再生数10億回突破
YOASOBIが2019年12月15日に配信開始したデビュー曲「夜に駆ける」が、週間再生数141.1万回を記録し、累積再生数が10億126.3万回に到達した。
同曲は、配信開始から3ヶ月後の2020/3/23付で62位に初登場。その後、徐々に順位を上げていき、20/6/1付で自身初の1位に。これまでに通算16週で1位を獲得し、ロングヒットを続けている。
■サカナクション「怪獣」 自身最速で1億回突破
今週付で6位に入ったサカナクション「怪獣」(週間再生数552.1万回/前週比0.5%減)の累積再生数が1億458.1万回となり、大台を突破。登場14週目での1億回再生突破は、「新宝島」を上回り、自身最速記録となった。また、今年度に配信開始した楽曲が累積1億回を突破するのは、Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」に続き2作目となった。
サカナクションのボーカル・山口一郎は「3年ぶりとなった新曲を、このように多くの皆様に聴いていただけたことはミュージシャン冥利に尽きます。リスナーの皆様のサポートを励みに、今後も自分たちらしく音楽活動を続けていければと思います」とのコメントを寄せた。