同アルバムはタイトル曲「Bad Desire(With or Without You)」をはじめ、メンバーのJAYがプロデュースした「Helium」など全8曲を収録。さらに深まった愛に潜在的な欲望が我慢できずに露になる、一層危険で究極なENHYPENならではのダークロマンスを表現している。
4月にはアメリカ最大の音楽フェスティバル『コーチェラ』で爆発的なステージを繰り広げたENHYPENの新しいアルバムに期待が集まっている。
【一問一答全文】
――6thミニアルバム『DESIRE : UNLEASH』リリースへの想い
JUNGWON:約7ヶ月ぶりのカムバックです。『コーチェラ』を通じて多くの方々に僕たちを知ってもらうことができて、その期待に応えるために良い姿をお見せしなければという心構えを整えました。
JAY:ENHYPENにとって重要なモメンタムになるアルバムだと思います。『コーチェラ』ステージ以降に披露するアルバムであるだけに、その雰囲気をよく持ってくることが目標であり、完成度の側面でとても苦労しました。
NI-KI:待っていてくださったENGENE(ファンネーム)の方々に良い歌をお聞かせするために努力しました。長く準備した分、完成度の高い結果を期待していただければと思います。
――『DESIRE:UNLEASH』を紹介してください。
HEESEUNG:「欲望」というキーワードですべての曲を解いたアルバムです。曲ごとに色が違うのが『DESIRE:UNLEASH』の魅力であり、面白いところだと思います。
SUNGHOON:ここ数年間、明るい感じの曲をお見せして、久しぶりに帰ってきたダークな雰囲気のアルバムなので、ENGENEの方々に喜んでいただけると信じています。
SUNOO:デビューの時から欲望がなかったら、ここまで来られなかったと思います。それだけ『DESIRE:UNLEASH』とよく合うアルバムで、個人的に僕も欲望が大きい人なので、今回のアルバムにより愛着がわきました。
――タイトル曲「Bad Desire(With or Without You)」のポイントは。
JAKE:ディテールな要素が多く、何度も聞くほど魅力が濃くなる歌です。初めてこの歌を聞いた時、神秘的な絵が描かれ、「ENHYPENだけができる曲だ」という気がしました。
SUNGHOON:サビがずっと耳に残る中毒性の強い曲です。HEESEUNGさんとJAYさんがこの部分を上手く消化してくれました。曲の雰囲気をよくお見せするために、ダンスや表情の練習にも集中しました。静的だがパワフルなダンスと欲望を表現した強い目つきを楽しみにしてもらえるとうれしいです。
――「Helium」のプロデュースと作曲、ギター演奏に参加した感想は。
JAY:「Helium」は僕が好きなジャンルとサウンドで埋めた初の自作曲です。
――今回のアルバムの一番好きな曲は。
HEESEUNG:「Helium」はJAYさんが参加した曲なので良いこともありますが、ステージの上で歌う姿を想像したときに「Helium」という曲自体が与えてくれるエネルギーが良さそうなのでおすすめします。
SUNGHOON:「Flashover」は歌の音節ごとにメロディーが良くて、すぐに思い浮かんだ歌です。僕が歌ったパートの「You should take this fire with me」という歌詞がずっと流れています。レコーディングする時も曲の魅力がよく表れるように努力した記憶があります。
NI-KI:「Loose」。僕の好みの歌でもあり、歌詞に込められた感情線も気に入っています。すでに先行公開された曲ではありますが、4月にアメリカの『ジェニファー・ハドソン・ショー』と『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演したのが思い出として残り、思い出深い歌です。
――今回のアルバムで聞きたい反応は。
JUNGWON:僕たちのステージを見て“上手!”という反応があればいいなと思います。
JAKE:「ENHYPENならではのアルバムだ」という言葉を聞きたいです。久しぶりにダークな雰囲気の曲で戻ってきただけに、コンセプトやパフォーマンス、ビジュアル的な部分で私たちだけの色をよく感じることができます。
SUNOO:今回のアルバムを通じてすてきなパフォーマンスをするグループとしてもっと広く知られたらと思います。特に、今回のアルバム活動は心残りなくやりたくて、自分のペースに合わせて一生懸命活動する予定です。
――デビュー5年目のアーティストとして感じる重みは。
JUNGWON:僕がデビューした時、5年目の先輩が大先輩のように感じたんです。でも、いざ僕がその時期になると、大きく変わったことはないと思います。事実、年次が心構えを決めるというよりは、これまで積み上げた経験が土台になるので、これまで通り頑張ろうと思います。
HEESEUNG:僕の場合は『コーチェラ』の時に一番体感したと思います。メンバーたちとステージについて議論して準備しながら喜悦を感じ、ENGENEの方々も私たちの努力がこもったステージを調べてくれたようでした。
JAKE:アルバムを発売するほど前作よりはもっと良い結果をお見せするために毎回カムバックに気を使うようになります。それでレコーディングする時やコンセプトフォトを撮る時、振り付けの練習をする時、毎瞬間些細なこと一つひとつまでも気にしています。
――『コーチェラ』のステージを通じて学んだことは。
JAY:『コーチェラ』は僕にとって重要な夢のステージのひとつでした。とても緊張したステージだっただけに多様な経験を積み、ステージに対する自信もつくようになったきっかけでした。これを土台に今回の活動でさらに深まったステージ掌握力をお見せしたいです。