■駐輪場で待ち伏せ、「す〇(すき)」と書いたふせんを渡した中学時代
家族のなかでは長男と3女、性格はシャイと無邪気、MBTI診断ではISTJ(管理者)とESEP(エンターテイナー)…。そんな正反対とも思えるゆうさん&ゆうたさんご夫婦の交際は、ゆうたさんの猛アタックから始まったという。
――中学3年生の頃から、ゆうさんに猛アタック。決死の覚悟で行った告白は2度スルーされ、3度目でやっとOKの返事を貰えたそうですね。
【ゆうたさん】 当時から本気で好きだったので、何度スルーされても『諦められない』という気持ちだったのを覚えています。でも、2人でやっているYouTubeチャンネル『ゆうたちの冒険』でよく馴れ初めの話をするんですが、その度に、『俺がお前を幸せにする!』とかもっとかっこよく告白したかったなーと思いますね(笑)
――告白のエピソードも動画で拝見しましたが、十分ロマンチックでした。コメントでも「青春すぎてニヤニヤしちゃいましたw!」などの声が寄せられていました! 当時、ゆうさんに振り向いてもらうために、どのような行動を…?
【ゆうたさん】 駐輪場で学校帰りのゆうを待って、声をかけたりしていました。でも結局、いつも勇気が出せず『ばいばい』としか言えなくて…(笑)。ほかにも、好きになって貰うためにちょっかいをかけたり、ふせんに「す〇(すき)」と好意を匂わせるようなことを書いて渡したり。ゆうが風邪を引いた時は、配布物とか宿題を進んで届けに行っていました。
――そんな、猛アタックを受けていたゆうさんは、当時ゆうたさんにどのような印象を持たれていましたか?
【ゆうさん】 実は『いかつい人だな』というのが第一印象でした(笑)。中学1年生の時はクラスも離れていたので話したことが無く、肩幅が広かったので、見た目的に怖そうだなーと思っていたんです。
――2度の告白を断り、3度目でOKされたわけですが、どういった心境の変化があったのでしょうか。
【ゆうさん】 1回目の告白のときは、男友だちとして見ていたため、恋愛する気持ちになれなかったんです。2回目のときはド直球に告白されたので『本当に自分のことを好いてくれているんだ』と感じ嬉しかったのですが、高校受験を控えていたのでお断りさせていただきました。
――タイミング的に難しかったんですね。
【ゆうさん】 でも何度も告白してくれたことで、私も彼のことをすごく意識するようになり、興味が芽生えはじめていて…。3度目に告白された時には高校受験も終わっていたので、OKさせていただきました。
■遠距離恋愛を乗り越えた同級生夫婦 良好な関係を続けられている秘訣とは?
――遠距離恋愛の時期もあったそうですが、当時、お互いの気持ちが離れないように、何かしていたことがあれば教えてください。
【ゆうさん】 意識してやっていたことではないのですが、2人とも相手を不安にさせるような言動や行動をとらないようにしていたと思います。そこで信頼関係が自然と培われていったことが、今でも仲の良い関係を保てている秘訣なのかもしれません。電話も毎日していました。忙しい時でも最低5分ほどは話すようにしていたと思います。
――喧嘩をしたときはどうされていましたか?
【ゆうさん】 喧嘩をして別れてしまうカップルも多いとよく聞きますが、自分たちの中で喧嘩別れという選択肢はなかったですね。遠距離恋愛をしていたときも、夫婦になった今でも、喧嘩したらその日のうちに絶対解決することを心がけています!
――最後に、同級生夫婦で良かったことをお聞かせください。
【ゆうさん】 良かったことは、昔の思い出を共有できることですね。最近も、久しぶりに中学校でやった合唱コンクールのDVDを見て、2人で笑いあっていました。