韓国の7人組グループ・BTSのJUNG KOOKが出演するドキュメンタリー映画『JUNG KOOK: I AM STILL』が、BTSデビュー12周年記念日となる13日に、CS放送「TBSチャンネル1」でテレビ独占放送することが決定した。

 同作はJUNG KOOKが、類まれなる才能と弛まぬ努力によって世界的ポップスターへと昇りつめていく姿を捉えたドキュメンタリー映画。ソロデビューから初のソロアルバム『GOLDEN』の活動期に至るまでの約8ヶ月間、JUNG KOOKの“黄金の瞬間”に独占密着する。ニューヨーク、ロンドン、ソウルをはじめとする世界各地での活動を追いながら、挑 戦の軌跡を克明に描き出していく。

 全編英語詞で構成され、多様なジャンルの楽曲を収録したソロアルバム『GOLDEN』は、自分にとって新たな挑戦の連続だったと振り返る。難易度の高いアルバムを完成させるまでの道のりには、どのような苦悩や葛藤があったのだろうか。「Seven (feat. Latto)」を手掛けた音楽プロデューサーのアンドリュー・ワットは、JUNG KOOKについて「僕の経験上、長く生き残れるスターたちには特徴があります。誰よりも努力し、エゴを捨てられる人です。彼はまさにそんな人だ。全員が満足するまで同じパートを繰り返し歌い、一人でも努力を続けます。彼自身が正解だと思うまで歌い続けるんです」と語る。

 「Seven (feat. Latto)」の初披露となったのは、NYのセントラルパークで開催された「GMA Summer Concert Series」。体調が万全ではない状況にもかかわらず、最高のパフォーマンスを届けようと全身全霊で臨む姿勢は、プロフェッショナルとしての強い信念が感じられる。そして初のヘッドライナーとして参加した「GLOBAL CITIZEN FESTIVAL」では、雨にもかかわらず6万人もの観客から大歓声が湧き起こり、会場は熱気に包まれた。

 ソロアーティストとして世界の舞台で輝きを放つ一方で、「ソロ活動を始めていろいろ感じました。グループ内で僕はこういう役割だったのか。僕は結構メンバーたちを恋しがっているな。グループ活動が楽しかったな。一緒にいたとき僕はこんな感情だったんだ」と複雑な胸の内も明かしている。

 そしてクライマックスは、世界のファンがオン/オフラインで集まった「JUNG KOOK『GOLDEN』Live On Stage」の会場へ。サプライズで行われたにもかかわらず多くのファンで埋め尽くされたニューヨークのタイムズスクエアTSX新設ステージ前。その舞台から見た景色はどのようなものだったのか?黄金色に輝く最高の瞬間とは。

 全世界のファンと音楽を通して真摯に向き合ってきたJUNG KOOKの旅路と、これまで公に語られることのなかった舞台裏の物語。いついかなる時もあらゆることに挑戦し続ける“努力の天才”JUNG KOOKの全てのストーリーが盛り込まれた珠玉の映画となっている。

■『映画「JUNG KOOK:I AM STILL」』放送概要
6月13日(金)午後8時15分~午後9時55分
6月29日(日)深夜0時10分~深夜1時50分【再放送】

編集部おすすめ