シンガーソングライター・YUIの楽曲「SUMMER SONG」が、ユーザー生成コンテンツ(UGC)の再生回数8億回を突破し、SNS上で再び注目を集めている。TikTokを中心に盛り上がりを見せており、今年6月だけで1億回以上のUGC再生を記録した。

 2008年のリリースから15年以上が経過した同曲だが、現在も若年層に支持され、ダンスや弾き語り動画での使用のほか、夏に向けた“エモ楽曲”として人気を博しているという。フォロワー100万人超のインフルエンサーたちによる投稿も相次ぎ、TikTokの音楽チャート『トップ50』では、11日時点で第20位にランクインしている。

 「SUMMER SONG」は、2008年7月2日にシングルとしてリリースされ、当時オリコンチャート初登場1位を獲得。こうした実績を持つ楽曲が、時を超えてSNS世代の心を捉えたかたちだ。SNS時代ならではのUGC文化によって、今夏を象徴する1曲となる可能性も高まりそうだ。

 YUIは2005年2月23日に「feel my soul」でメジャーデビュー。2007年3月7日に代表曲「CHE.R.RY」をリリースし、2008年7月2日に「SUMMER SONG」を発表した。2012年に活動を休止し、翌2013年からはロックバンド・FLOWER FLOWERのボーカル(yui)として活動を開始。2020年にはYUI名義として8年ぶりに復活を果たした。2024年5月には、羊毛とおはなのトリビュートアルバム『まなざし』にyui名義で参加している。

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