「ベスト・ファーザー賞 in 関西」は、関西出身、または関西を中心に活躍し、社会貢献、福祉活動に積極的なお父さん像の人物、企業、プロジェクトなどを対象に贈られる。
授賞式には、血液のがんの一種、多発性骨髄腫で闘病中の妻、花子(70)も出席。賞状や花束を手渡された大助は目をうるませながら「かーちゃんありがとう!」と歓喜の声をあげ、受け取ったトロフィーを掲げた。
その後、花子も壇上に上がり、2人で漫才を披露。冒頭には、大助の受賞について「介護男子なんです!」と夫を紹介。「やっぱ、お父さんというよりは、旦那。嫁が子どもみたいなもんですよ」とたたえ、受賞を喜んだ。
しゃべろうとする大助をさえぎってのマシンガントーク。入院中の出来事をネタにし、大助に対する愛ある愚痴を矢継ぎ早にまくしたてる、2人にしかできない夫婦漫才を披露し、会場の爆笑をかっさらった。5分の予定が8分以上にわたりしゃべり続け、終わって司会が加わった後も、話は止まらず、13分にわたってトークを展開。会場を盛り上げた。
このほか、今年は6部門で7人が受賞。