同作は、バングラデシュの飢餓救済を目的に開催されたチャリティーイベント『Goodbye Summer』で、ザ・フーがトリを務めたステージを録音したもの。
当日は、同年8月にリリースされたアルバム『フーズ・ネクスト』から5曲を披露。“トップ・ライブ・ロックバンド”と称されたザ・フーの勢いを象徴するステージが収録されており、ピート・タウンゼント(ギター)とキース・ムーン(ドラム)が機材を破壊するシーンで締めくくられている。
これまでブートレグ音源は流通していたが、今回のリリースはオリジナルの8トラック・アナログ・マルチトラック・テープから新たにミックスされた初の公式音源となる。CD、2枚組アナログLP、デジタル配信といった各形態で展開される。
なお、ザ・フーは『The Song Is Over』と銘打ったキャリア最後の北米ツアーを、8月16日よりスタートさせる予定となっている。