大阪・関西万博(大阪・夢洲)の東ゲート前から西ゲートへの徒歩ルートが6月16日から開設されることが13日、万博公式サイトで発表された。

 これまで大阪メトロ夢洲駅直近の東ゲートから西ゲートへは会場外を歩いて移動することができず、入場に偏りが生じるなど、課題となっていた。
サイトでは「東ゲート前から西ゲートに歩いて入場いただけるルート開設!午前中の来場予約枠を拡大します!」と告知した。

 背景として「西ゲートは、主にバス来場者これまで各駅等からのシャトルバス、パークアンドライド(P&R)、タクシー、貸し切りバス等を利用して来場される方用のゲートとなっており、交通容量の関係で来場予約枠が限られております。来場日直前には、駅シャトルバスの予約などは一杯となっていることが多々起きています」と説明。

 その上で、夢洲駅を出た東ゲート前から会場外周道路を経由し、西ゲートへ入場可能な歩行ルートを開設すると案内。約1.6キロ。所要約30分。午前8時30分~正午までとし、西ゲートの午前中の来場予約枠を拡大する。

 「これにより、西ゲートにおいて、直前の予約でも午前中のゲート入場が可能となりますので、駅シャトルバスやP&R駐車場の予約などが一杯になっている場合には、午前中は東ゲート前から西ゲートに歩いての入場をご利用ください」と呼びかけた。

■大阪・関西万博 東ゲート→西ゲート徒歩ルート利用のルール
「具体的には、この歩行ルートは、西ゲート入場のチケットをお持ちの方が東ゲート前から西ゲートに歩くことのみのご利用となります(係の者が確認させていただきます)。このための予約枠として、公式チケットサイトにおいて、原則2日前の朝8~9時頃目途(多少変更となる可能性があります)で西ゲートの午前中の予約枠を追加する予定です。その時点では駅シャトルバスの予約などは一杯となっていることが想定されますので、東ゲート前からの歩きを前提として来場予約されることをご承知おきください」
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