最新のシネコンランキング(6月13日~6月15日の3日間集計、興行通信社調べ)は、ディズニーの人気アニメーションを実写化した『リロ&スティッチ』が、週末3日間で動員31万3000人、興行収入4億5500万円をあげ、2週連続で1位を獲得した。累計成績は動員87万人、興収12億円を突破している。


 2位は、李相日監督、吉沢亮主演の『国宝』。週末3日間で動員31万人、興収4億5100万円を記録し、前週の3位からワンランクアップした。累計成績は動員が85万人を超え、興収は12億円に迫っている。

 3位には、日本初の新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船で、未知のウイルスと対峙した人々を追った『フロントライン』が、初日から3日間で動員25万1000人、興収3億4700万円をあげて初登場。船内の救命活動に駆り出される災害派遣医療チーム・DMAT(ディーマット)の指揮官・結城英晴を小栗旬、現場で対応にあたる隊員・真田春人を池松壮亮、医師・仙道行義を窪塚洋介、厚生労働省の医政局医事課の役人・立松信貴を松坂桃李が演じている。

 4位には、先行公開から5週目を迎えた『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が入り、週末3日間で動員19万5000人、興収3億2000万円を記録。累計成績は動員258万人、興収40億円を突破した。

 5位には、矢口史靖監督が長澤まさみ主演で、亡き娘に似た人形に翻弄される家族を描いたミステリー『ドールハウス』が、初日から3日間で動員17万4000人、興収2億4200万円をあげてランクイン。長澤演じる主人公・佳恵と共に人形の秘密を追う夫・忠彦を瀬戸康史、佳恵と忠彦の前に現れる呪禁師・神田を田中哲司が演じ、安田顕、風吹ジュンらが共演している。

 既存作品では、6位の『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』が、累計で動員965万人、興収139億円を突破した。2023年公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の成績を超え、歴代ランキングで19位となった。

■全国映画動員ランキングトップ10(6月13日~15日)

1(1→)リロ&スティッチ(公開週2)
2(3↑)国宝(2)
3(NEW)フロントライン(1)
4(2↓)ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(5)
5(NEW)ドールハウス(1)
6(4↓)名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)(9)
7(8↑)劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX(6)
8(5↓)劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折(3)
9(6↓)マインクラフト/ザ・ムービー(8)
10(7↓)見える子ちゃん(2)
※11(9↓)岸辺露伴は動かない 懺悔室(4)
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