公開中のトム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が、5月17日からの先行上映開始以来、6月16日までの累計で観客動員258万人、興行収入40億円を突破。2025年に公開された洋画、さらには邦画を含む実写作品として初の40億円突破という快挙を達成した。

 5月23日から4週目の週末(6月14日~15日)も全国388館851スクリーン(※配給調べ)で上映。2日間で、動員16万961人、興収2億6503万2100円をあげ、前週比:80.0%という高水準の維持率を見せた。金曜を含む3日間では動員約19万4645人、興収3億1966万3540円(前週比:79.2%)という、異例の粘り強さでロングランの様相を呈している。

 本編尺が約3時間に及ぶ長尺作品でありながら、観客の熱量は高く、上映フォーマット別でも特徴が顕著。累計動員のうち26.8%がラージフォーマットでの鑑賞で、IMAXの比率も同率。週末に限ればIMAX比率は22.9%、ラージフォーマット全体で32.0%と高い数値を記録しており、シリーズ集大成をより良い環境で楽しみたいという観客の意識がうかがえる。

 SNS上では、「8回目はIMAX!」「Dolbyシネマでの体験が圧巻」「初ULTRA4DX、まるでスタント気分」といった“追いミッション”の熱が拡大。多様な鑑賞体験を求めて何度も劇場に足を運ぶ観客が続出している。

 本作は、製作費に約4億ドル(約580億円)が投じられた超大作で、1分あたりの制作費は約236万ドル(約3.4億円)というスケール。高精細な映像と圧倒的なアクションを2000円前後で体験できる計算となり、“コスパ最強”“タイパ最強”の映画体験ともいえる。

 また、ここ日本でのワールドプレミア時の熱狂を振り返る<ミッション旋風>ダイジェスト映像も公開され、まだまだ盛り上がりは続きそうだ。

■『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』これまでの記録

★2025年公開洋画及び実写作品 No.1オープニング興行収入
★2025年公開洋画 初の週末興行ランキングNo.1獲得(24年5月公開の『マッドマックス:フュリオサ』以来約1年ぶり)
★2025年公開洋画 初の週末興行ランキング2週連続No.1獲得(23年6月公開の『リトル・マーメイド』以来約2年ぶり)
★2025年公開洋画及び実写作品 最速の興行収入30億円突破
★2025年公開洋画及び実写作品 初の興行収入40億円突破

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