今作は、『あなたの番です』『真犯人フラグ』の制作スタッフによる、完全オリジナル脚本の“究極の恋愛ミステリー”。情報があふれ、真実が見えづらくなった現代において、いかに真偽を見極めていくのかという社会的なテーマを、恋と謎解きのエンターテインメントとして届ける。
志尊は、連続殺人鬼かもしれない週刊誌のフリーライター・設楽浩暉、岸井は浩暉に強烈に惹かれていくテレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴を演じる。
自らを連続殺人「ホルスの目殺人事件」の真犯人だと明かした浩暉が「7月7日に最後の殺人を実行する。始まりの場所で、この連続殺人の終止符を打つ」と、7件目の殺人を予告。犯行の様子を生配信すると宣言した。
警察も“始まりの場所”や浩暉の居場所を特定できない中、万琴は浩暉の部屋の押し入れで見つけた缶ケースの中から、手掛かりを発見。「私、全部分かった。私が浩暉を止めるから」と、万琴が向かったのはすでに廃業している古びたスーパーだった。しかし、現場に到着した万琴は、店内に潜んでいた浩暉にナイフを突きつけられる。
浩暉はナイフを持つ手に力を込め、配信画面に「今から、僕が作り上げたこの連続殺人の最後にふさわしいステージをお見せします」と訴える。小峰正聖(白洲迅)ら警察、蔵前沙樹(西田尚美)ら番組スタッフ、週刊新流の尾高多江子(山本未來)をはじめ、日本中が固唾をのんで配信映像を見守る中、内海向葵(森田望智)と野田昇太郎(田中哲司)は、それぞれどこかへ向かう。
日本中を震撼させた連続殺人事件の真実とは。すべてが明らかになる衝撃と涙の最終回となる。