アニメ映画『羅小黒戦記』の新作『羅小黒戦記2』が、2025年秋に日本語吹替版&字幕版が劇場同時公開されることが決定した。あわせてシャオヘイとムゲンの冒険が垣間見えるティザービジュアル第2弾が20日、公開された。


 『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』は中国のアニメ監督、MTJJおよび寒木春華(HMCH)スタジオが制作したアニメ作品。2011年3月17日からWEBアニメシリーズが動画サイトで公開された後人気が上昇し続け、中国アニメを代表するアニメ作品にまで成長。その後劇場版が制作され、中国国内での興行収入は3.15億 人民元(約49億円)を記録し異例の大ヒットとなった。

 2019年9月には、小規模ながら日本国内でも字幕版が公開され、上映直後からアニメファンやアニメ関係者たちは、その想像以上のクオリティに圧倒され「今後、これを作った人たちと競っていかないといけないのか」「痺れるほどかっこいい!もう感心を通り越し、嫉妬を覚えてしまう」と称賛の声が多く寄せられた。

 そして翌年、日本語吹替版がアニプレックス制作として2020年11月に全国公開。吹替版の興行収入は5.2億円を突破し、半年に及ぶロングラン上映となった。

 個性豊かなキャラクターたちに命を吹き込んだのは、人間に住む場所を追われた黒猫の妖精シャオヘイを花澤香菜、そこに手を差し伸べる植物を自在に操る妖精フーシーを櫻井孝宏、人間でありながら最強の執行人であるムゲンを宮野真守、シューファイ役に斉藤壮馬、ロジュ役に松岡禎丞、テンフー役に杉田智和、シュイ役に豊崎愛生、ナタ役に水瀬いのり、キュウ爺役にチョー、館長役に大塚芳忠ら豪華な声優陣。さらに、特別出演には花の妖精役に宇垣美里、音響監督は『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』『スパイダーマン:スパイダーバース』の岩浪美和氏が担当した。

 本作では、前作よりシャオヘイ役は花澤が続投。さらにWEBシリーズ『羅小黒戦記』もテレビアニメとして日本語吹替版が2025年にmaybeにて放送予定となっている。
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