俳優の舘ひろし(75)、柴田恭兵(73)が21日、東京・銀座の丸の内TOEIで行われた『さよなら丸の内TOEI』プロジェクトで上映された映画『あぶない刑事』(1987)の舞台あいさつに登壇した。
『あぶない刑事』シリーズで舘は“タカ”ことダンディー鷹山、柴田は“ユージ”ことセクシー大下を演じる。
『帰ってきた あぶない刑事』が8年ぶりの新作だったが今回は約1年ぶりの名コンビ復活。30秒近くの鳴り止まない拍手の中、2人は登場した。
舘は「今日は暑い中お越しくださいまして、本当にありがとうございます。私は50年前、東映の『暴力教室』という映画で俳優としてデビューして、本当にこの丸の内TOEIは私の中でいっぱい思い出のある映画館です。皆さんが今ご覧になった『あぶない刑事』に出会えたことで、そして柴田恭兵という俳優さんとで出会えたことで、私の映画人生がとても華やかなものになりました」とダンディにあいさつ。
柴田は劇場の中を見回すと「こんなに狭かったかなと今思ってます」としみじみ。「聞いたところによると、ものすごい倍率をの中でこの客席をゲットされた強運の皆さん、運がいいぞオーラがすごいです。『あぶない刑事』は運だけでやってた映画なので(笑)。会いに来てくれて本当にありがとう。僕たちも会いたかったです。
『あぶない刑事』といえば、見事なアクションが見どころ。映画の第1作には今や伝説となっているハーレーからトラックに飛び移るしーんがある。舘は「バイクからトラックに飛び乗るのは僕から提案した。ご覧になった方ならわかりますが、あのシーンはあってもなくてもいいんです。追いかけて、結局捕まえられないので。長谷部(安春)監督に『ひょうっとしたらオートバイからトラックに飛び乗れるかもしれない』と。監督は『そんなことできるの?』と。やったことないけど、なんかできる気がした」とさらっと明かす。入念な準備を行い撮影されたが「あのシーンは、撮影の1番最後の日に撮ったんです。僕がどうなってもいいように。あれが映画『あぶない刑事』の最終日でしたね」と懐かしんだ。
東映本社の入る東映会館の再開発に伴い、7月27日に閉館する東映最後の直営館であり、日本最後のロードサイドシアターでもある「丸の内TOEI」。『さよなら丸の内TOEI』は、グランドフィナーレに向けて7月27日までの80日間にわたり映画史に残る傑作100作品以上を特集上映するイベントとなっている。
『あぶない刑事』シリーズで舘は“タカ”ことダンディー鷹山、柴田は“ユージ”ことセクシー大下を演じる。
2人がそろって丸の内TOEIに登壇するのは2024年5月に公開された『帰ってきた あぶない刑事』の大ヒット御礼舞台あいさつ(2024年6月5日実施)以来ちょうど1年ぶり。それが「最後」と思われていたため、今回2人との再会が決定した際は、あぶ刑事ファンは大歓喜で“ラストショータイム in 丸の内TOEI”と銘打ち、不朽の名コンビが「最後の言葉」が語ることになった。
『帰ってきた あぶない刑事』が8年ぶりの新作だったが今回は約1年ぶりの名コンビ復活。30秒近くの鳴り止まない拍手の中、2人は登場した。
舘は「今日は暑い中お越しくださいまして、本当にありがとうございます。私は50年前、東映の『暴力教室』という映画で俳優としてデビューして、本当にこの丸の内TOEIは私の中でいっぱい思い出のある映画館です。皆さんが今ご覧になった『あぶない刑事』に出会えたことで、そして柴田恭兵という俳優さんとで出会えたことで、私の映画人生がとても華やかなものになりました」とダンディにあいさつ。
柴田は劇場の中を見回すと「こんなに狭かったかなと今思ってます」としみじみ。「聞いたところによると、ものすごい倍率をの中でこの客席をゲットされた強運の皆さん、運がいいぞオーラがすごいです。『あぶない刑事』は運だけでやってた映画なので(笑)。会いに来てくれて本当にありがとう。僕たちも会いたかったです。
今日はどうもありがとう」とセクシーに話していた。
『あぶない刑事』といえば、見事なアクションが見どころ。映画の第1作には今や伝説となっているハーレーからトラックに飛び移るしーんがある。舘は「バイクからトラックに飛び乗るのは僕から提案した。ご覧になった方ならわかりますが、あのシーンはあってもなくてもいいんです。追いかけて、結局捕まえられないので。長谷部(安春)監督に『ひょうっとしたらオートバイからトラックに飛び乗れるかもしれない』と。監督は『そんなことできるの?』と。やったことないけど、なんかできる気がした」とさらっと明かす。入念な準備を行い撮影されたが「あのシーンは、撮影の1番最後の日に撮ったんです。僕がどうなってもいいように。あれが映画『あぶない刑事』の最終日でしたね」と懐かしんだ。
歴代の映画でも同じようなシーンがあり、柴田は「必ず舘さんのハーレーでの“ショータイム”がある。やっぱりそのシーンはほとんどの撮影が終わって、いつコケてもいいように、何かあってもいいように、必ず最終日に近い時に撮影するんですけども、いつも僕は『絶対にけがしないでくれ』と本気で祈ってました」と話していた。
東映本社の入る東映会館の再開発に伴い、7月27日に閉館する東映最後の直営館であり、日本最後のロードサイドシアターでもある「丸の内TOEI」。『さよなら丸の内TOEI』は、グランドフィナーレに向けて7月27日までの80日間にわたり映画史に残る傑作100作品以上を特集上映するイベントとなっている。
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