お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(49)が29日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(8月8日公開)の完成披露試写会に登壇。結婚発表後初の公の場で笑顔を見せた。


 小峠は20日、所属するソニー・ミュージックアーティスツの公式サイトを通じて結婚したことを発表。「応援してくださる方々、日頃よりお世話になっている関係者の皆様へ感謝をお伝えするとともに、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」と報告していた。

 シリーズ32作目となる本作は、″灼熱の国“インドが舞台のダンスエンターテインメント。現地インド人のガイド・ウフンアハーンを小峠英二、雑貨店のバイト君を西村瑞樹を演じる。

 小峠が演じたウフンアハーンは、その名前からして思わず吹き出してしまうようなせりふが多い、しんちゃんワールド全開のユニークなキャラクター。インドを旅するしんのすけたちをガイドしてくれる温厚で優しいガイドとなっている。

 ウフンアハーン役と紹介されると会場には笑いが。小峠は「よくわからない謎の笑いが出てましたけど…」と笑わせる。ちびっこからもヤジがあり「なんですか?」とイジり返す場面も。「めちゃくちゃ面白い好きだったアニメに出させていただいて光栄です」と笑顔。アフレコに苦戦したことも明かされ、「(全てのせりふがセリフ)『ウフンアハン』で全ての物事を表現しないといけない。難しかったです」と苦笑い。
「あんな小峠さんを見たことない。楽屋に戻った時にノックアウトされたボクサーみたいだった。何もしゃべらないし、何も発さない。相当、出し尽くしたんだと思います」と笑っていた。

 灼熱なできごととして、小峠の結婚の話題が。「この間、結婚しまして」と報告すると、しんちゃんからも「ケッコンおめでとう」と祝福された。「しんちゃんに祝っていただけてうれしい」とにこやかに話した。楽しみにしていることを問われると小峠は「まだ一緒に住んでない」としたが「長いこと一人暮らしだったので晩ごはんとか食べさせてもらえたら」とほほえんだ。また西村は「婚姻届の証人を僕がやったんです。灼熱にうれしかった」とにっこり。ただ小峠から「結婚するってなって、こいつに初めて報告したですけど『ほ~ん』と。それぐらいのリアクションだった」と薄めのリアクションだったことを暴露された。
あわてる西村は「付き合いも長い。ようやく結婚した。こんな幸せな日はない。『なんて日だ!』って思いましたよ」とネタを拝借し、小峠から「お前が言うんじゃないよ!」とツッコまれていた。

 そのほか、賀来賢人、瀬戸麻沙美、速水奨、小林由美子、佐藤智恵、野原しんのすけ、ボーちゃん、橋本昌和監督も登壇した。

■ストーリー
インドの“ハガシミール州ムシバイ”が春日部と姉妹都市になったことを記念して、「カスカベキッズエンタメフェスティバル」が開催されることになった。そのダンス大会で優勝するとインドに招待され、さらに現地のステージで踊ることができると聞いたしんのすけたちカスカベ防衛隊の5人は力を合わせ、大会で優勝しインドへ出発する。

「オラ、インドの綺麗なおねいさんとカレーたべた~い!」

インド観光を満喫する中、怪しげな雑貨店に入ったしんのすけとボーちゃんは、そこで「鼻の形」に似たリュックサックを見つけ購入する。しかし、そのリュックサックには、とても恐ろしい秘密があった――。偶然にもリュックサックから出ていた「紙」を鼻に刺してしまったボーちゃんは、邪悪な力に導かれ【暴君(ボーくん)】となり大暴走!豹変してしまったボーちゃんは、世界をも揺るがす脅威の力を手に入れてしまう。

はたして【暴君(ボーくん)】となったボーちゃんを、しんのすけたちは止めることができるのか!?
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