俳優のブラッド・ピット(61)、中尾明慶(36)が26日、都内で行われた映画『F1(R)/エフワン』(27日公開)のブラッド・ピット来日舞台あいさつに登壇した。

 冒頭、中尾1人が壇上へ。
F1好きとして知られ、長くモータスポーツの番組にも出演しているが、中尾は「すみません。ごめんなさいね。ブラッド・ピットさん来ると思ったでしょ。僕も、どの顔して出ようか迷ったんですよ。だけど本当にブラッド・ピットさん来ます」と、ファンにささやいた。そして「僕は、ここに来るまで、きっと『水曜日のダウンタウン』のドッキリだと思ってました」とぶっちゃけて笑わせた。そして感極まりながら「すごくいい人でした」としみじみと人柄を語っていた。

 その後、ブラッド・ピットが登場。来日は、2022年『ブレッド・トレイン』のプロモーション以来3年ぶりとなる。「温かい歓迎を受けて、皆さん優しくしてくれて、愛を注いでくれる。まず感謝を伝えたい」と笑顔を見せた。

 また、ブラッド・ピットから「F1」の席に座っていた人へサイン入りポスターなどが贈られるサプライズが。
握手&ハグされるとファンの女性は興奮した様子で「震えが止まらないです…」と一言。自身のスマホで3ショットの撮影も行われ、中尾は「最悪、切れるように、ちょっと間空けておきますね」と気遣い、会場は笑いに包まれていた。

 今作はF1の全面バックアップを得て制作され、世界各国の本物のサーキットコースを使い、映画史上類を見ない規模で撮影。出演者本人は数ヶ月の厳しいトレーニングを積み、F1マシンを実際に操縦するなど限界までリアルを追求している。さらに、プロデューサーには世界チャンピオンの称号を持つ現役スターF1レーサーのルイス・ハミルトンも名を連ねるなど、すべてがリアルで埋め尽くされた超リアルアクションとなっている。
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