米ディズニーは現地時間6月26日、実写映画『リロ&スティッチ』の続編制作に正式に着手したことを、SNSを通じて発表した。この日は、主人公スティッチの試作品番号「626」にちなんで“スティッチの日”と呼ばれており、ファンにとっては特別なタイミングでのうれしい報告となった。


 SNSに公開された映像では、スティッチが自ら車を運転して撮影スタジオへと乗り込み、スタジオナンバー「2」が大写しになる。さらに見事なドライビングテクニックで「Lilo And Stitch 2」のロゴを描き出し、「IS IN DEVELOPMENT(制作中)」のテロップが現れる。

 投稿には「彼が秘密を守れないって知っておくべきだった」というキャプションが添えられており、ディズニーらしい遊び心がうかがえる。

 『リロ&スティッチ』の実写版は、2002年公開のアニメーション映画を基に制作され、全世界で9億1000万ドルを超える大ヒットを記録(Box Office Mojo調べ、6月24日時点)。

 本作は、孤独な少女リロと、破壊兵器として生まれながらも“愛”を学んでいくエイリアン・スティッチとの心温まる交流を描いた感動作。ハワイの豊かな自然と“オハナ(家族)”の絆が美しく表現され、多くのファンに愛されてきた。なお、続編の監督や脚本などの制作陣については、現時点で明らかにされていない。
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