角野は鍵山が練習するスケートリンクを訪れ、スケーティングから着想を得て作曲。プログラムの振付は、世界選手権優勝経験を持つカロリーナ・コストナーが手がける。来年2月に開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪でのメダル獲得を目指す鍵山が、世界的アーティストとともに挑むオリジナルプログラムとなる。
また、鍵山は五輪出場を懸ける今シーズンのショートプログラムに、角野とポーランドの超絶ギタリスト・マーシンによるコラボ楽曲「I Wish」を選曲。情熱的でスリリングな楽曲とともに、世界の頂点を狙う。マーシンは今夏、『フジロックフェスティバル’25』への出演が決定しており、来日も予定されている。
角野は「彼のスケートを初めて生で見たとき、不思議と音楽のイメージが自然と湧き上がってきました。この音楽の上で、どのようなスケートを見せてくれるのか楽しみです」とコメント。鍵山は「唯一無二のプログラムを創り上げられることが楽しみです」と意気込みを語っている。
ピアノ、ギター、フィギュアスケートという異なる領域のプロフェッショナルが結集し、世界を舞台に展開される表現の融合が注目を集めている。
■角野隼斗 コメント
初めての打ち合わせで、カロリーナさんが「鍵山選手の強みは、3つの“速さ“を兼ね備えていることだ」とおっしゃっていたのが、とても印象的でした。持続する高速スピード、鋭い加速力、そして足元の素早い動き。
■鍵山優真 コメント
このたび、角野隼斗さんとエキシビションでコラボレーションナンバーを制作させていただくことになり、どのような素晴らしい作品が生まれるのか、今からとてもワクワクしています。
1からオリジナルで楽曲を作っていただくのは初めての経験で、自分だけの、唯一無二のプログラムを創りあげていけることを楽しみにしております。同時に、自分が表現したい世界観をしっかりとお届けできるよう、精一杯努めてまいります。