Adoが現在開催中のワールドツアー『Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll』で、日本人初となるソールドアウト公演を世界13会場で記録した。25日に開催されたフランス・パリのAccor Arena公演では、約2万人を動員し、チケットは完売。
日本人アーティストとして同会場で初のソールドアウトという記録を打ち立てた。

 同会場はフランス最大規模の屋内競技場で、日本でいう武道館のような格式の高いライブ会場としても知られている。満員の観客を前に、Adoは圧巻のパフォーマンスを披露し、フランス国内はもちろん、世界各地から集まったファンを熱狂させた。

 今回のツアーは、4月26日の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を皮切りに、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アメリカ大陸を巡回。最終日は8月24日のハワイ・ホノルル公演となる。全体で33都市を回り、総動員は50万人以上を予定。現時点で世界24都市・25公演のチケットがソールドアウトしている。

 ソールドアウトとなった都市(6月27日現在)は、埼玉(2公演)、台北、ソウル、香港、シンガポール、シドニー、メルボルン、ベルリン、ロンドン、アムステルダム、パリ、ミラノ、サンノゼ、ロサンゼルス、フォートワース、オーランド、シカゴ、トロント、ニューアーク、メキシコシティ、サンパウロ、ブエノスアイレス、サンティアゴ、ホノルルの24都市。

 そのうち、日本人アーティストとして初のソールドアウトを達成した13会場は、ベルリン・Uber Arena(約1万7000人)、アムステルダム・Ziggo Dome(約1万7000人)、パリ・Accor Arena(約2万人)、ミラノ・Unipol Forum(約1万5000人)、サンノゼ・SAP Center(約1万7000人)、ロサンゼルス・Crypto.com Arena(約2万7000人)、フォートワース・Dickies Arena(約1万4000人)、オーランド・Kia Center(約2万人)、トロント・Scotiabank Arena(約2万人)、ニューアーク・Prudential Center(約1万7000人)、サンパウロ・Espaco Unimed(約8000人)、ブエノスアイレス・Movistar Arena(約1万5000人)、サンティアゴ・Movistar Arena(約1万7000人)となった。

 ツアー各地のステージの模様は、Adoスタッフの公式SNSでも一部が公開されており、現地の熱気を伝えている。ワールドツアー終了後の11月には、東京ドームと京セラドームでの凱旋公演も予定されており、今後の活動にも注目が集まる。
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