俳優の賀来賢人が29日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(8月8日公開)の完成披露試写会に登壇した。

 賀来は本作のゲスト声優としてインドの大富豪・ウルフ役を担当。
歌唱シーンもあるが、賀来は「なかなか大変でした。難しすぎて。歌もラップ部分も難しくて、合いの手も自分でやらなきゃいけなくて」と振り返る。すると橋本昌和監督は「でも、割とスムーズに頑張っていただいた。うまくいかないということは全くなかった」と明かし、賀来は「完璧だったそうで」と評価を変えて笑わせた。

 また、作品にかけて“灼熱”なことをトークすることに。賀来は「もう解決したんですけど、家のエアコンが壊れまして。この灼熱時期に4日ぐらいエアコンなしで耐え抜きました。エアコンって大事」とした。ただ、熱くハマっていることは、という意味のお題でバイきんぐの小峠英二は「ガチ灼熱の話じゃなくて…」とツッコミが。改めて賀来は「夢中になっていることは子供と遊ぶこと。毎日、戦いごっこが定番なんですけど、本当にねじ伏せるぐらいまで戦わないと寝てくれないので。
頑張ってます」と話していた。

 本作は、『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ最新作。しんのすけたちカスカベ防衛隊がクレヨンしんちゃん史上初となる“灼熱の国”インドを舞台に大乱舞。今作ではカスカベ防衛隊の癒やしの存在でありながら謎多きボーちゃんの様子が違い…。

 そのほか、バイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)、瀬戸麻沙美、速水奨、小林由美子、佐藤智恵、野原しんのすけ、ボーちゃんも登壇した。

■ストーリー
インドの“ハガシミール州ムシバイ”が春日部と姉妹都市になったことを記念して、「カスカベキッズエンタメフェスティバル」が開催されることになった。そのダンス大会で優勝するとインドに招待され、さらに現地のステージで踊ることができると聞いたしんのすけたちカスカベ防衛隊の5人は力を合わせ、大会で優勝しインドへ出発する。

「オラ、インドの綺麗なおねいさんとカレーたべた~い!」

インド観光を満喫する中、怪しげな雑貨店に入ったしんのすけとボーちゃんは、そこで「鼻の形」に似たリュックサックを見つけ購入する。しかし、そのリュックサックには、とても恐ろしい秘密があった――。偶然にもリュックサックから出ていた「紙」を鼻に刺してしまったボーちゃんは、邪悪な力に導かれ【暴君(ボーくん)】となり大暴走!豹変してしまったボーちゃんは、世界をも揺るがす脅威の力を手に入れてしまう。

はたして【暴君(ボーくん)】となったボーちゃんを、しんのすけたちは止めることができるのか!?
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