最新のシネコンランキング(6月27日~6月29日の3日間集計、興行通信社調べ)は、『国宝』が前週に引き続き1位を獲得。週末3日間の成績は動員41万2000人、興行収入6億1000万円と、右肩上がりが続き、累計成績は動員231万人、興収32億円を突破した。


 2位には、ブラッド・ピットがジョセフ・コシンスキー監督とタッグを組み、最弱チームを導く伝説のF1レーサーを演じた『F1/エフワン』が、初日から3日間で動員24万2000人、興収4億1900万円をあげ初登場。共演はダムソン・イドリス、ケリー・コンドン、ハビエル・バルデム。

 3位は『リロ&スティッチ』が続き、週末3日間で動員20万7000人、興収2億8500万円を記録。累計成績は動員158万人、興収22億円を突破した。

 4位は前週と同じく『ドールハウス』が入り、週末3日間で動員13万4000人、興収1億7900万円。累計成績は動員68万人、興収9億円を超えている。

 このほか新作では、5位に三池崇史監督が主演に綾野剛を迎え、日本初の教師による児童への虐めが認定された体罰事件を題材にした『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』が初登場。共演は柴咲コウ、亀梨和也、木村文乃、ほか。

 8位には、やなせたかしによる「アンパンマン」の劇場版36作目『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』がランクイン。監督は橋本敏一、声の出演は戸田恵子、中尾隆聖らレギュラー陣に加え、ゲスト声優として、蒼井優、パンサーの3人(向井慧、尾形貴弘、菅良太郎)が参加している。

 9位には、京都アニメーション制作によるテレビアニメの劇場版『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』がランクイン。監督はテレビアニメ第2期に引き続き石原立也が務め、声の出演は長縄まりあ、田村睦心、桑原由気、ほか。


 10位には、約30年ぶりとなる「ルパン三世」の2D劇場アニメーション『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』が初登場した。監督は小池健、声の出演は栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、ほか。

 既存作品では、7位の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が累計で動員303万人、興収47億円を突破した。

■全国映画動員ランキングトップ10(6月27日~29日)

1(1→)国宝(公開週4)
2(NEW)F1/エフワン(1)
3(2↓)リロ&スティッチ(4)
4(4→)ドールハウス(3)
5(NEW)でっちあげ -殺人教師と呼ばれた男(1)
6(3↓)フロントライン(3)
7(5↓)ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(7)
8(NEW)それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!(1)
9(NEW)小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜(1)
10(NEW)LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族(1)
※11(8↓)名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)(11)
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