俳優の吉沢亮、板垣李光人が4日、都内で行われた映画『ババンババンバンバンパイア』の公開初日舞台あいさつに登壇した。

 撮影、プロモーション期間を通じて仲を深めた2人。
吉沢について板垣は「お芝居に関しては撮影している最中も、今回の作品はコメディーで、そういった部分でも勉強させていただいた。尊敬しかない」とする。銭湯シーンでは一糸まとわぬ姿が多く、板垣は「ギャップがスゴい。何がとは言わないですが」と笑っていた。

 取材では、吉沢は「カワイイ」と板垣にデレデレ。一方の板垣は「撮影中にカワイイポイントを見つけまして。虫キライでいらっしゃるじゃないですか。夏祭りのシーンで、夏場の撮影で虫も出る。支度場所で吉沢さんが『李光人。出た。もう俺はダメだ』と言っていて。なんだろうと思ったら、ヤツが出たそうです。
ちょっとカワイイなと思いました」と黒光りするGが出たことで、吉沢はとてつもないダメージを受けていたことを暴露。苦笑いの吉沢は「ヤツが出たら全員そうなりますよ。ヤツは危険ですから。あの瞬間だけじゃなく、いろんな場所にいました。泊まったホテルにも。大変でした。ほぼヤツとの戦いです」と嘆いていた。

 吉沢は、板垣について「カワイイ」とにんまりしながらも「ギャップの男。深い優しさも持っている。カッコいいんですよ!いい男なんです、彼は」とさわさわしながら力説。板垣は「ありがとうございます。いい男から『いい男』をいただきました」とほほえんでいた。


 本作は、『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさ氏による大人気コミックを映画化。銭湯で働く森蘭丸(吉沢)、その正体は450歳のバンパイア。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求める蘭丸は、銭湯のひとり息子であるピュアボーイ・立野李仁(板垣)の純潔を見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトに一目惚れしてしまう。彼の純潔を守るべく、あらゆる手を使い初恋を阻止しようと、蘭丸による決死の大作戦が始まる。

 この日は、原菜乃華、関口メンディー、満島真之介、眞栄田郷敦、浜崎慎治監督も参加した。
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