夏休み映画の目玉作品として注目される、アニメ映画『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(8月8日公開)。シリーズ32作目となる本作では、野原しんのすけ率いるカスカベ防衛隊が“灼熱の国”インドを舞台に大乱舞。おなじみのボーちゃんが、いつもと違う様子を見せるなど、物語は謎をはらみながら展開する。カスカベ防衛隊の友情と絆、そして見どころは、声優たちが熱唱する音楽&ダンスパート。

 今回、新たに解禁されたのは、インド機密未解決怪奇事件特捜部のエリート刑事コンビ、カビール・カッチャパパル・パッカパパル・カッチャパパル・パッカパーパル、通称:カビールと、その相棒ディルによる楽曲【インドパワー120%】の特別映像。変幻自在のボイスで魅せる山寺宏一がカビールを、重厚な低音ボイスで圧倒する速水奨がディルを務め、すでに予告編解禁時に楽曲のワンコーラスが流れた際から話題沸騰の楽曲だ。

 映像では2人が本編さながらに大熱唱し、大インド映画『RRR』を彷彿とさせる激しいダンスとアクションを繰り広げる。特に注目は、鼻に紙が刺さり「暴君(ボー君)」化するボーちゃんを巡るシーン。カビールとディルがその両脇を固め、敵と対峙しながら激しいアクションを展開する様子が描かれている。

 鋭い眼差しのバトルシーンに加え、コミカルかつ真似したくなるようなダンス振り付けも満載。軽快なギターサウンドと耳に残るメロディの上に、山寺のハイトーンと速水の重厚な低音が絶妙に重なり、まさに「インドパワー炸裂」といった仕上がりのデュエット曲となっている。

 あわせて解禁された劇中写真では、カビールとディルがボーちゃんを守るような姿も確認できるが、その真意は依然として謎のまま。2人が放つ“インドパワー”が、しんのすけたちの冒険をどのように揺るがすのか、今後の展開にも期待が高まる。

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