米歌手のジャスティン・ビーバーが、ニューアルバム『SWAG』をリリースした。2021年発表の『Justice』以来、約4年ぶり7枚目のアルバムとなる。


 11日早朝より、ニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタ、レイキャビクなど世界各地に、ジャケット写真とトラックリストを掲載したサイネージが登場。妻ヘイリー・ビーバーと、昨年誕生した第1子ジャック・ブルースくんとの家族写真も並び、急な告知に注目が集まるなか、全21曲が突如配信開始された。

 『SWAG』は、(デラックス盤を除く)過去最多となる21曲を収録。結婚と父親になったことによる変化を反映し、「最も個人的なアルバム」と位置づけられている。ゲストにはDijon、Eddie Benjamin、Lil B、Gunna、Sexyy Red、Cash Cobain、Mk.gee、Druskiらが参加している。

 ジャスティンはこれまでに、デビュー作『My World 2.0』(2010年)から前作『Justice』(2021年)まで、全6アルバムを全米初登場1位に送り込んできた。『Justice』には「Peaches」「Lonely」「Holy」などのヒット曲が収録され、リミックス盤を含め、ソロアーティストとして史上最年少で8作の全米1位を達成している。

 近年はSNSでスタジオ作業の様子を投稿し、新作制作が示唆されていたが、今回の発表とリリースは完全なサプライズとなった。
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