国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』(MAJ)の開催ウィーク内イベントとして行われた『MUSIC AWARDS JAPAN 2025 演歌・歌謡曲 LIVE[最優秀演歌・歌謡曲 楽曲賞 授賞式]』の模様が、MAJの公式YouTubeチャンネルで配信スタートした。

 同公演は、5月19日にロームシアター京都・サウスホールで開催された、日本の“ソウルミュージック”とも言える演歌・歌謡曲を世界に向けて発信する一夜限りのイベント。細川たかし、水森かおり、長山洋子、丘みどり、純烈、はいだしょうこ、杜このみ、真田ナオキ、新浜レオン、辰巳ゆうとら総勢20組以上のアーティストが出演し、多彩なプログラムを繰り広げた。MCは森崎ウィン、松丸友紀、ケイナが務めた。

 開演に先立ち行われた会見には、『最優秀演歌・歌謡曲 楽曲賞』にノミネートされたアーティストのうち、純烈、新浜、SHOW-WA、MATSURIが登壇。意気込みを語った。

 ライブは、細川が舞太鼓あすか組とともに「まつり」を披露して開幕。春夏秋冬をテーマにしたコーナーや、日本の情景を描いた名曲の歌唱、さらにコーラス隊やパフォーマンスグループとのコラボステージなど、伝統と革新が融合した演出が展開された。

 若手アーティストによる昭和歌謡のカバーや、純烈・SHOW-WA・MATSURIによる「いい湯だな」、辰巳の殺陣演出付き「雪月花」など、世代やジャンルを超えた構成で観客を魅了。美空ひばりさんにスポットを当てたコーナーでは、浪曲と歌唱を交えた「美空ひばり物語」が披露された。

 終盤では、『最優秀演歌・歌謡曲 楽曲賞』の授賞式が行われ、山内惠介の「紅の蝶」が受賞。北海道でのツアー中のため電話で出演した山内は、制作陣とファンへの感謝を述べた。授賞式の最後には、長山と津軽三味線奏者らによる「じょんから女節」、細川の「望郷じょんから」で締めくくられた。

 同イベントのアーカイブ映像は、MUSIC AWARDS JAPAN公式YouTubeチャンネルにて配信中だ。

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