「ABEMA」格闘チャンネル公式YouTubeにて、RIZIN CEOの榊原信行氏による新番組『バラ散歩』がスタート。第1回のゲストにRIZIN LASTMAN STANDING王者の平本蓮が登場し、地元・足立区での少年時代をたどりながら、格闘技との出会いや今後のビジョンを語り合った。

 舞台となったのは、平本が小学校6年生まで暮らしていた地元・足立区。少年時代を過ごした団地や思い出の場所を榊原氏と歩きながら、家族とのエピソードや格闘技との出会いを明かし、「8歳上の姉がめちゃくちゃ不良で、自分が保育園の年長のときに、友だちと一緒に自宅に立てこもったんです。誰も家に入れなくなって、お父さんがホームセンターでハサミを買ってきてドアを開けたら、姉は2階から飛び降りて逃げたんですよ。やばいんですよね、姉ちゃん(笑)」と強烈なエピソードも明かした。

 また、現在17歳の10歳年下の弟についても「来年、RIZIN甲子園に出場させたい。ただ、“平本”の名前では出たくないらしくて、名前を変えるそう」と家族への思いも口にした。

 番組後半では、おすすめのもんじゃ焼き店を訪問し、『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』注目カードについてトーク。RIZINフライ級トーナメントに関しては、「純粋にトーナメントやったら扇久保(博正)選手が強い」とし、「パントージャに勝ってるのにUFCと契約されないのは酷」と言及。バンタム級タイトルマッチの井上直樹vs.福田龍彌については「井上直樹もうまいけど、福田選手がチャンピオンになるところも見てみたい」と分析した。

 話題のクレベル・コイケvs.朝倉未来は「意外に朝倉未来が勝つんじゃないですかね?判定勝ち」と予想。「クレベルは手負いなので、いい時期に指名したな」と語りつつも、「テイクダウン取られたらきついし、打撃も上手いから難しい展開になる」と語った。

 自身の今後については、フェザー級王者・シェイドゥラエフについて「強いっすね。今は正直無理。でも、時間が経てば大丈夫」と前向きにコメント。「ケガの回復は順調。大みそかは出たいけど、本格的に動けるのは最短で10月くらい。来年は地方大会で3試合出たい」と復帰への意欲を見せた。

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