■姉の顔を見るだけでニコニコ笑顔…0歳弟の“ねぇね愛”が止まらない理由とは?
――年の差姉弟のラブラブっぷりを収めた動画『ねぇねの大ファンな、ぼく』、とても心温まる動画でした! 息子さんの「お姉ちゃん大好き!」という気持ちが伝わってくる大歓迎ぶりが印象的ですが、お姉さんが帰宅されるときは毎回このような様子なのでしょうか。
「そうですね。おもちゃで遊んでいても、玄関ドアの音がするとサークルの前でワンちゃんのように娘を待っていたりします(笑)。最近はつかまり立ちを覚えたので、一生懸命つま先立ちになって待っています。とにかく大歓迎で、私もこの顔が見たくて、ねぇねが帰ってくる音がするとついカメラを構えてしまいます」
――息子さんの「ねぇね愛」をひしひしと感じますね(笑)
「息子のぺろすけは、私といると不機嫌さを最大限に出してくるんですが、娘を見るとつい笑ってしまうようです。眠いけれど眠れず機嫌が最悪だったときも、私の顔を見ると無表情になるか、グズるかだったのに、娘の顔を見たとたんニコニコとご機嫌になって…我が家ではそれが日常ですね」
――どうして、ここまで「ねぇね愛」が強くなったのか、心当たりはありますか?
「声、じゃないかと思っています。ぺろすけがお腹にいたときから、娘はよく絵本を読んだり、話しかけたりしてくれました。当時、娘は中学3年生だったんですが、弟が産まれるのをすごく楽しみにしていたんです。一番声をかけていたのが娘だったので、彼女には負けても仕方ないかもしれません(笑)」
――投稿を拝見していると、娘さんも15歳年下の弟さんを溺愛していることが分かります。娘さんの「弟愛」を感じるエピソードをうかがえますか。
「ぺろすけを出産した日のことが印象深いですね。
――徒歩で往復2時間ですか…! 少しでも早く弟さんに会いたかったのですね。
「娘は純粋でとても心の優しい子です。その時もすごくガッカリしていて、私も胸が痛みました…。また、私はフリーランスで仕事をしているため、仕事に追われていることが多々あります。ある日、仕事の電話が長くなってしまい、ぺろすけのことを娘に任せっぱなしにしていたら、2人でベッドに入って寝ていて、本当に癒されました。娘には、いつも感謝の気持ちでいっぱいです」
■弟が生まれ急に大人びた15歳娘に対する母の本音「たまにはワガママも…」
――息子さんが産まれてから、娘さんやご家族にどのような変化があったと思いますか?
「一番感じているのは、娘が自分のことは自分でやるようになったり、私の疲れ具合を見て『ママ、寝てて良いよ』と言ってくれたりと、とても気遣いのできる“大人”になったことです。テンションの上がったぺろすけに引っ掻かれて痛い思いをしても、可愛い弟のために笑って堪えて、私に余裕がないときには『自分のことはできるから、ママは無理しないでね』と声をかけてくれるんです」
――本当に大人びていらっしゃいますね…!
「すごい成長ではありますが、無理をしていないか心配になるときもあります。たまにはぺろすけを預けて、以前のように2人きりで出かけたり、ランチをしたりして、娘にもワガママを言ってもらわねばと思っています」
――年の差姉弟の育児で心がけていることを教えてください。
「娘には『ぺろすけも大切だけど、ママはあなたが一番なんだよ』と伝えるようにしています。私は彼女が産まれたから“お母さん”になれて、ずっと“お母さん”になるため彼女と一緒に成長してきました。初めての子育てだったことはもちろんですが、彼女は苦楽をともにしてきた、私にとって分身のような存在なんです」
――娘さんにも、きっとママの思いが伝わっていることと思います。
「そうであれば嬉しいです。子どもたちを1人ずつゆっくり、大切に育てていけるのは年の差の利点かもしれません。娘にはママが彼女に与えた分、ぺろすけのことを愛してあげてね! とお願いしています」
――最後に、今後ご姉弟に願うことをお聞かせください。
「ぺろすけにとって、年の離れた姉が“第2の母”のような存在であってくれれば嬉しいですね。私の言うことは聞けなくても、大好きな姉に言われたら逆らえない…2人にはそんな関係でいて欲しいと思っています」