きょう25日に開幕した音楽フェス『FUJI ROCK FESTIVAL』の公式Xが、14日に死去した渋谷陽一さんへの追悼コメントを掲載した。

 同コメントは、フェスの運営を担うスマッシュ/フジロックの連名で発表されたもので、「渋谷陽一さんの訃報に接し、深い悲しみと喪失感を覚えています」とつづりながら、1980年代からの日本のロックマーケットにおける盟友として、渋谷さんがスマッシュ創業者・日高正博氏とともに歩んできた軌跡に言及。
「フジロックフェスティバルの立ち上げの際もアドバイスをいただきました」とし、創設期からの恩人であることを明かしている。

 また、「渋谷さんがいなくなってしまったことは本当に残念でなりません」と悼み、「今年のフジロックは渋谷さんへの感謝と敬意を込めてスタートしたいと思います。こころからご冥福をお祈りします」と、フェス開幕初日にあたるタイミングでの投稿への想いもつづった。

 渋谷さんは、『ロッキング・オン』誌の創刊者であり、音楽評論家として長年にわたり日本の音楽シーンに大きな影響を与えてきた。音楽フェス『ロック・イン・ジャパン・フェスティバル』の創設者でもあった。
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