シンガーソングライター・tuki.が、北村匠海、綾野剛、林裕太が出演する映画『愚か者の身分』(10月24日公開)に主題歌「人生讃歌」を書き下ろしたことがわかった。tuki.にとって映画主題歌の担当は今回が初となる。

 映画『愚か者の身分』は、西尾潤による同名小説を原作に、愛を知らずに育った3人の若者の運命と絆を描いたサスペンス。北村は、身寄りのない男性を利用した戸籍売買で稼ぐタクヤを、綾野は裏社会の運び屋である梶谷を、林はタクヤの弟分・マモルを演じる。そのほか、山下美月、矢本悠馬、木南晴夏らも出演する。

 tuki.は「ままならない現実に直面する登場人物たちに寄せて『人生讃歌』という曲を提供させていただきました」とコメント。「結果的に、私がたいせつな人たちに伝えたいことがとてもストレートに歌えた曲になりました」とも語っている。

 tuki.は現在高校2年生で、13歳からTikTokで弾き語りを投稿。楽曲「晩餐歌」で注目を集め、その後も「サクラキミワタシ」「地獄恋文(インフェルノラブレター)」などを発表し、ストリーミング総再生回数は7億回を突破。2024年には『第66回 日本レコード大賞』特別賞を受賞し、『第75回 NHK紅白歌合戦』への初出場を果たした。今年はTBS系ドラマ『キャスター』に主題歌「騙シ愛」を提供し、『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』で最優秀ニュー・アーティスト賞も受賞している。

 「人生讃歌」は、きょう25日に公開された映画の予告編で一部が視聴できる。

編集部おすすめ