3人組グループ・Number_i(平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太)の新曲「未確認領域」が、きょう8月11日にデジタルリリースされた。ORICON NEWSでは、Number_iに同作の魅力や、グループとしての未来について話を聞いた。

■「未確認領域」に込めた思い “生演奏”にこだわり

 新曲のタイトル「未確認領域」は、聞きなれない言葉だが、3人の強い想いが込められている。神宮寺は「(タイトルの響きは)『ん?』ってなるかもしれないですが」と前置きしつつ、「僕たちのテーマ的には、『人生において次のフェーズに行くけど、誰も置いていかないよ』という思いを込めました」と説明。この思いに平野も「全く一緒です。怖いぐらいに」と共感を示した。

 制作にあたっては、メンバー全員でディスカッションを重ねながら仕上げていったという。平野が「時間かけたよね!」と語るように、細部にまでこだわりが詰まっている。特に印象的だったのが、楽曲の最後に挿入された“ガヤ”録音の場面。神宮寺は「レコーディングにいた人全員でブースに入って録ったのですが、ここ最近で一番楽しかったです」と振り返り、岸も「深夜テンションが出ちゃって、悪ノリもあったよね」と笑顔に。平野は「悪ノリが曲になりました。そこだけ!」とちゃめっ気たっぷりに語った。

 また、今回の楽曲では“生演奏”にもこだわりが光る。平野は「最初の『ファンファンファン』っていうストリング、生で録ってもらって臨場感も繊細さも出ました」、神宮寺は「サビ前にも入っていますね!」とアピール。岸は「ライブを楽しみにしてほしいですね。全部の音にこだわっています」と、楽曲への自信をのぞかせた。

■iLYsとともに歩む、Number_iの未来「“未確認領域”を一緒に探求していけたら」

 新曲「未確認領域」は、9月22日発売の2ndアルバム『No.II』にも収録される。神宮寺は「前回のフルアルバムと比べても全然違うと思います。聴き応えもパワーアップしていますし、アルバムを流れで聴いても飽きないんじゃないかな」と手応えを語る。平野も「コンセプチュアルに作ったアルバムになっていると思います」と共感し、岸も「アルバムの流れが楽しめるので、全体を好きになっていただけたら」と続けた。

 そんな彼らを支えているiLYs(ファンネーム)との未来について聞くと、神宮寺は「いつも応援してくれて、温かい存在だなと感じています。今年は全国ツアーも発表されましたし、いろんなところに会いに行きたい。来年以降も、ライブだけじゃなく、それ以外の場面でもコミュニケーションを取り、楽しい時間を一緒に過ごせたら」と話す。

 平野は「こういう活動ができているのもiLYsの皆さんのおかげです。これからも新しい僕たち自身も経験していない、皆さんも見たことない“未確認領域”を一緒に探求していけたらうれしいです」と力を込めた。岸は「“会いたい”っていう気持ちが強いです。僕たちの曲をもっと愛してもらって、皆さんにとって“友達や家族に自慢できる存在”でありたい」と語り、まっすぐな思いを届けた。

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