ミュージカル『刀剣乱舞』(刀ミュ)シリーズの十周年を記念したミュージカル『刀剣乱舞』 目出度歌誉花舞 十周年祝賀祭の1日目が29日、東京ドームにて行われた。刀剣男士42振りと歴史上人物4人が、約2時間40分で『大当 歌誉入札会』の3席・5席・6席・9席を含む人気曲全26曲を披露した。
29日と30日の同所公演は、公式サイトにて『大当 歌誉入札会』として実施された、これまでのライブパート楽曲への投票(入れ札)の結果に基づき、上位50曲のうち41曲が厳選され、各公演の構成を大幅に変えて上演。10席(10位)までの楽曲については、あわせて順位も発表された。29日には、両日出演する41振りのほか、膝丸(演:高野洸)が出演した。
オープニングは、榎本武揚(演:藤田玲)、伊達政宗(演:岡幸二郎)、支倉常長(演:唐橋充)、坂上田村麻呂(演:三上市朗)の「東西東西!」の口上から。「立つもよし!座るもよし!みんな好きなときに楽しんでくれ!」と呼びかけてスタート。スクリーンの表示にあわせ会場全体でのカウントダウンで今公演で新調した白を基調とした祝賀礼服をまとった刀剣男士がメインステージに登場、会場のボルテージは一気に最高潮に達した。
1曲目は、「ORA ORA」というフレーズが印象的な新曲「散るほどに美しく」。加州清光が「じゃ!おっぱじめるぜ!」と声をかけ、ステージは一気に加速する。3面スクリーンに刀剣男士が映るたび、悲鳴にも似た大歓声が轟いた。正面には3面スクリーン、メインステージ中央には階段があり、アリーナ席の中央を縦断する花道、4台のムービングステージと、ドーム全体を縦横無尽に使ったダイナミックな演出が続く。2曲目にはバックステージにも立ち、さらには2振りずつ乗った気球5台も登場するなど、可能な限り集まった審神者たち(ファン)の近くへ。42振りという大人数の強みを見せ、さっそく会場全体で宴を楽しむという意気込みを見せた。
この日は、『大当 歌誉入札会』の3席「百花繚乱」、5席「想いの彼方」、6席「炎舞」、9席「ETERNAL FLAME」、番外として今春に上演されたばかりの「坂龍飛騰」から「新世」を含む人気曲全26曲を披露。気球の登場や花火や炎による熱気を感じさせる演出、椅子とステッキ、メガホン、赤い紐などを使ったパフォーマンスなど、見どころが途切れることはない。「五周年記念 壽 乱舞音曲祭」で初披露された「壽歌」で花道を厳かに歩く刀剣男士たちの姿には、十年という節目を祝う重みと誇りがにじんだ。
へし切り長谷部(演:木原瑠生)によるソロ「Rainy」ではスタンドマイクで美声を響かせ、加州清光(演:佐藤流司)によるソロ「情熱のSymphonia」では真っ赤な照明で染まるなか情熱的なダンスと歌を披露。続く明石国行(演:仲田博喜)、御手杵(演:田中涼星)、篭手切江(演:田村升吾)による「S」は情熱的かつセクシーに魅せたかと思えば、大倶利伽羅(演:牧島輝)と鶴丸国永(演:岡宮来夢)による「DARA DARA DANCE」はコミカルに。水心子正秀(演:小西成弥)と源清麿(演:佐藤信長)による「illusion of my heart」ではブルーのレーザー照明と紫のペンライトで会場が染まった。
郷愁を感じさせる「夕凪ひととき」では軽装で、軽装未実装の刀剣男士は内番ver.の衣裳で登場。9席となった「ETERNAL FLAME」では、刀剣男士が花道に一列に並び、刀剣男士が順にウェーブしていくのにあわせて客席もウェーブし、全体がひとつに。「Beautiful Life!」では、膝丸が連続バク転を見せ、驚きの歓声があがった。終盤には、祝賀礼服で羽織っていたジャケットを脱ぎ、太鼓の音とともに力強いパフォーマンス。
MCは、4回にわけてトーク。1曲目直後のMCでは、全員で開幕を宣言。
ラストはやはり「刀剣乱舞」。戦闘ver.に身を包んだ刀剣男士たちがスクリーンに大映しで1振りずつ紹介されると、その都度審神者から名前のコールが起こった。キャノン砲と銀テープでフィナーレが知らされたあと、大きな拍手が巻き起こった。鶴丸国永は「ここにいる仲間たちを見てくれ!こいつらが主が戦ってきた10年の証だぜー!」と力強く叫び、「主、今宵の祭りは終わっちまったが、また明日もあるからよ!楽しみにしててくれよな!」と呼びかけた。一度全員で降壇したあと、再登場。加州清光が「お手入れがあるから明日に向けて頑張んなきゃ」と翌30日の公演へ思いをつなぎ、降壇していく刀剣男士たちの最後を三日月宗近が深い一礼で締めくくった。
■キャスト一覧
三日月宗近役 黒羽麻璃央
小狐丸役 北園涼
石切丸役 崎山つばさ
今剣役 大平峻也
加州清光役 佐藤流司
大和守安定役 鳥越裕貴
堀川国広役 阪本奨悟
蜂須賀虎徹役 高橋健介
長曽祢虎徹役 伊万里有
にっかり青江役 新木宏典
物吉貞宗役 横田龍儀
大倶利伽羅役 牧島輝
陸奥守吉行役 田村心
巴形薙刀役 丘山晴己
明石国行役 仲田博喜
鶴丸国永役 岡宮来夢
御手杵役 田中涼星
篭手切江役 田村升吾
桑名江役 福井巴也
松井江役 笹森裕貴
浦島虎徹役 糸川耀士郎
日向正宗役 石橋弘毅
豊前江役 立花裕大
大典太光世役 雷太
ソハヤノツルキ役 中尾暢樹
水心子正秀役 小西成弥
源清麿役 佐藤信長
五月雨江役 山崎晶吾(※崎=たつさき)
村雲江役 永田聖一朗
大包平役 松島勇之介
山姥切国広役 加藤大悟
肥前忠広役 石川凌雅
鬼丸国綱役 林光哲
一期一振役 國島直希
大般若長光役 京典和玖
へし切長谷部役 木原瑠生
山姥切長義役 水江建太
南海太郎朝尊役 塩田一期
笹貫役 福澤侑
後家兼光役 佐奈宏紀
大慶直胤役 大友至恩
榎本武揚役 藤田玲
伊達政宗役 岡幸二郎
支倉常長役 唐橋充
坂上田村麻呂役 三上市朗
岩崎大輔、大野涼太、笹原英作、村中一輝、花見卓也、佐藤誠一、齋藤駿、SHIMa、間下友貴、島本隆、齊藤大士、Takumi、Tanioka、巽imustat、島田和哉、Tobita、岩崎涼介(※崎=たつさき)、N∀O、TEN、HAYATO、優志
【日替わり出演】
7月29日
膝丸役 高野洸
7月30日
和泉守兼定役 有澤樟太郎
蜻蛉切役 spi
29日と30日の同所公演は、公式サイトにて『大当 歌誉入札会』として実施された、これまでのライブパート楽曲への投票(入れ札)の結果に基づき、上位50曲のうち41曲が厳選され、各公演の構成を大幅に変えて上演。10席(10位)までの楽曲については、あわせて順位も発表された。29日には、両日出演する41振りのほか、膝丸(演:高野洸)が出演した。
オープニングは、榎本武揚(演:藤田玲)、伊達政宗(演:岡幸二郎)、支倉常長(演:唐橋充)、坂上田村麻呂(演:三上市朗)の「東西東西!」の口上から。「立つもよし!座るもよし!みんな好きなときに楽しんでくれ!」と呼びかけてスタート。スクリーンの表示にあわせ会場全体でのカウントダウンで今公演で新調した白を基調とした祝賀礼服をまとった刀剣男士がメインステージに登場、会場のボルテージは一気に最高潮に達した。
1曲目は、「ORA ORA」というフレーズが印象的な新曲「散るほどに美しく」。加州清光が「じゃ!おっぱじめるぜ!」と声をかけ、ステージは一気に加速する。3面スクリーンに刀剣男士が映るたび、悲鳴にも似た大歓声が轟いた。正面には3面スクリーン、メインステージ中央には階段があり、アリーナ席の中央を縦断する花道、4台のムービングステージと、ドーム全体を縦横無尽に使ったダイナミックな演出が続く。2曲目にはバックステージにも立ち、さらには2振りずつ乗った気球5台も登場するなど、可能な限り集まった審神者たち(ファン)の近くへ。42振りという大人数の強みを見せ、さっそく会場全体で宴を楽しむという意気込みを見せた。
この日は、『大当 歌誉入札会』の3席「百花繚乱」、5席「想いの彼方」、6席「炎舞」、9席「ETERNAL FLAME」、番外として今春に上演されたばかりの「坂龍飛騰」から「新世」を含む人気曲全26曲を披露。気球の登場や花火や炎による熱気を感じさせる演出、椅子とステッキ、メガホン、赤い紐などを使ったパフォーマンスなど、見どころが途切れることはない。「五周年記念 壽 乱舞音曲祭」で初披露された「壽歌」で花道を厳かに歩く刀剣男士たちの姿には、十年という節目を祝う重みと誇りがにじんだ。
へし切り長谷部(演:木原瑠生)によるソロ「Rainy」ではスタンドマイクで美声を響かせ、加州清光(演:佐藤流司)によるソロ「情熱のSymphonia」では真っ赤な照明で染まるなか情熱的なダンスと歌を披露。続く明石国行(演:仲田博喜)、御手杵(演:田中涼星)、篭手切江(演:田村升吾)による「S」は情熱的かつセクシーに魅せたかと思えば、大倶利伽羅(演:牧島輝)と鶴丸国永(演:岡宮来夢)による「DARA DARA DANCE」はコミカルに。水心子正秀(演:小西成弥)と源清麿(演:佐藤信長)による「illusion of my heart」ではブルーのレーザー照明と紫のペンライトで会場が染まった。
郷愁を感じさせる「夕凪ひととき」では軽装で、軽装未実装の刀剣男士は内番ver.の衣裳で登場。9席となった「ETERNAL FLAME」では、刀剣男士が花道に一列に並び、刀剣男士が順にウェーブしていくのにあわせて客席もウェーブし、全体がひとつに。「Beautiful Life!」では、膝丸が連続バク転を見せ、驚きの歓声があがった。終盤には、祝賀礼服で羽織っていたジャケットを脱ぎ、太鼓の音とともに力強いパフォーマンス。
MCは、4回にわけてトーク。1曲目直後のMCでは、全員で開幕を宣言。
2回目のMCでは、三日月宗近(演:黒羽麻璃央)、加州清光、蜂須賀虎徹(演:高橋健介)、大倶利伽羅、鶴丸国永、松井江(演:笹森裕貴)、浦島虎徹(演:糸川耀士郎)、日向正宗(演:石橋弘毅)、豊前江(演:立花裕大)、水心子正秀、大包平(演:松島勇之介)、山姥切国広(演:加藤大悟)が10周年を祝福。3回目のMCでは、三日月宗近、小狐丸(演:北園涼)、石切丸(演:崎山つばさ)、今剣(演:大平峻也)、加州清光、鬼丸国綱(演:林光哲)、一期一振(演:國島直希)、大般若長光(演;京典和玖)、へし切り長谷部、山姥切長義(演:水江建太)が登場。小狐丸、三日月宗近、鬼丸が順番に審神者に名前を呼んでもらう流れに。4回目のMCでは、三日月宗近、小狐丸、今剣、陸奥守吉行(演:田村心)、肥前忠広(演:石川凌雅)、南海太郎朝尊(演:塩田一期)、笹貫(演:福澤侑)、後家兼光(演:佐奈宏紀)、大慶直光(演:大友至恩)、膝丸がペンライトでそれぞれのカラーに染まる会場を楽しんだ。
ラストはやはり「刀剣乱舞」。戦闘ver.に身を包んだ刀剣男士たちがスクリーンに大映しで1振りずつ紹介されると、その都度審神者から名前のコールが起こった。キャノン砲と銀テープでフィナーレが知らされたあと、大きな拍手が巻き起こった。鶴丸国永は「ここにいる仲間たちを見てくれ!こいつらが主が戦ってきた10年の証だぜー!」と力強く叫び、「主、今宵の祭りは終わっちまったが、また明日もあるからよ!楽しみにしててくれよな!」と呼びかけた。一度全員で降壇したあと、再登場。加州清光が「お手入れがあるから明日に向けて頑張んなきゃ」と翌30日の公演へ思いをつなぎ、降壇していく刀剣男士たちの最後を三日月宗近が深い一礼で締めくくった。
■キャスト一覧
三日月宗近役 黒羽麻璃央
小狐丸役 北園涼
石切丸役 崎山つばさ
今剣役 大平峻也
加州清光役 佐藤流司
大和守安定役 鳥越裕貴
堀川国広役 阪本奨悟
蜂須賀虎徹役 高橋健介
長曽祢虎徹役 伊万里有
にっかり青江役 新木宏典
物吉貞宗役 横田龍儀
大倶利伽羅役 牧島輝
陸奥守吉行役 田村心
巴形薙刀役 丘山晴己
明石国行役 仲田博喜
鶴丸国永役 岡宮来夢
御手杵役 田中涼星
篭手切江役 田村升吾
桑名江役 福井巴也
松井江役 笹森裕貴
浦島虎徹役 糸川耀士郎
日向正宗役 石橋弘毅
豊前江役 立花裕大
大典太光世役 雷太
ソハヤノツルキ役 中尾暢樹
水心子正秀役 小西成弥
源清麿役 佐藤信長
五月雨江役 山崎晶吾(※崎=たつさき)
村雲江役 永田聖一朗
大包平役 松島勇之介
山姥切国広役 加藤大悟
肥前忠広役 石川凌雅
鬼丸国綱役 林光哲
一期一振役 國島直希
大般若長光役 京典和玖
へし切長谷部役 木原瑠生
山姥切長義役 水江建太
南海太郎朝尊役 塩田一期
笹貫役 福澤侑
後家兼光役 佐奈宏紀
大慶直胤役 大友至恩
榎本武揚役 藤田玲
伊達政宗役 岡幸二郎
支倉常長役 唐橋充
坂上田村麻呂役 三上市朗
岩崎大輔、大野涼太、笹原英作、村中一輝、花見卓也、佐藤誠一、齋藤駿、SHIMa、間下友貴、島本隆、齊藤大士、Takumi、Tanioka、巽imustat、島田和哉、Tobita、岩崎涼介(※崎=たつさき)、N∀O、TEN、HAYATO、優志
【日替わり出演】
7月29日
膝丸役 高野洸
7月30日
和泉守兼定役 有澤樟太郎
蜻蛉切役 spi
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