ディズニー&ピクサー映画『星つなぎのエリオ』が、8月1日より劇場公開されるのを記念して、人気漫画『宇宙兄弟』の作者・小山宙哉による描き下ろし特別ビジュアル&特別映像が解禁となった。

 『星つなぎのエリオ』は、両親を亡くし、ひとりぼっちの寂しさを抱える少年・エリオが、ピクサーらしいカラフルで美しい“星々の世界”での冒険を通して、そのままの自分を抱きしめてくれる大切な“つながり”に気づいていく姿を描き、“自分らしさ”を愛する勇気をくれる感動作。

 一方、2007年より『モーニング』(講談社)で連載され、アニメ化・実写映画化もされた『宇宙兄弟』は、子どもの頃UFOを見たことをきっかけに星空を眺めながらふたりで宇宙飛行士になる夢を約束した兄ムッタと弟ヒビトの物語。最新45巻発売時に、次巻で完結することが発表され、大きな話題となっている。

 小山氏による描きおろしの特別ビジュアルには、『宇宙兄弟』のファンに愛され続ける名せりふであり、『星つなぎのエリオ』で描かれるメッセージとも重なる「我々は孤独だ。だが、一人ではない」という言葉とともに、子どもの頃から宇宙への夢を追い続けるムッタとヒビト、そして自分を理解してくれる“誰か”がこの広い宇宙のどこかにいるはずと想いを馳せるエリオが美しい星空を眺めている姿が描かれている。

 あわせて、『星つなぎのエリオ』の印象的なシーンと『宇宙兄弟』の漫画の名シーンが織りなす特別映像も解禁。両作品の共通点でもある、少年時代の宇宙への憧れから始まり、周囲に理解されないことへの葛藤、自分を信じてくれる大切な“つながり”との出会い、そして自分の“好き”を貫いたからこそたどりつけた美しい景色を、両作品の印象的なシーンと共に辿るエモーショナルな動画になっている。

■『宇宙兄弟』作者:小山宙哉のコメント

――今回の特別ビジュアルついて

【小山】3Dの世界にいるエリオを、宇宙兄弟と同じ漫画タッチで平面化したことで、並べてみた時の馴染みの良さと親近感をより感じる一枚になりました。違う世界のキャラクターたちが同じ1つの月を見ているという構図はとても夢があって楽しみながら描けました。

――エディの言葉「我々は孤独だ だが一人ではない」に込められた思い

【小山】『宇宙兄弟』でエディというキャラクターが自らの置かれた状況から発した言葉ですが、遠くで聞いている誰かに届く言葉にもなってほしいという思いはありました。今回のコラボ絵と組み合わさることで、より多くの人に伝わるのではないかと思っています。

――ピクサー作品の印象、思い出について

【小山】好きな作品がたくさんある中で、『モンスターズ・インク』や『ウォーリー』はお気に入りです。人間キャラクターはもちろん、モンスターやロボットなどの感情までも、動きや表情からちゃんと伝わってくるということが、素晴らしいと思っています。“マイク”のように目がひとつしか無くても喜怒哀楽がわかる…!と、勉強しながら楽しんでいます。

■4DX&ドルビーシネマ上映が決定

 『星つなぎのエリオ』では、通常の2D(字幕・吹替)に加え、美しい星々の世界とエリオが繰り広げる感動の冒険物語を、より鮮やかに、より没入して体感できる4DX版とドルビーシネマ版の上映が決定(全4バージョン)。

 2種類のラージフォーマット版ポスターは各上映形式を象徴するようなポスターになっており、ドルビーシネマ版ポスターにはエリオが美しい夜空を見上げる切ない1シーンが描かれ、4DX版ポスターには憧れの星々の世界で満天の笑顔を見せるエリオを中心に、エリオと一緒に冒険するグロードン、冒険をサポートするハイテクお助けコンピューターのウゥゥゥゥ、グロードンの父でありコミュニバースへの復讐に燃える冷酷なエイリアンの戦士グライゴンなどたくさんのエイリアンたちの姿が描かれている。

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