『ババンババンバンバンパイア』などアニメ制作のガイナ、社名変更　8月1日付で「株式会社BENTEN Film」に
ガイアが社名変更 画像（1枚）
　テレビアニメ『ババンババンバンバンパイア』『グレンダイザーU』などのアニメーション制作を手掛ける株式会社ガイナが8月1日、社名を株式会社BENTEN Filmに変更したことを発表した。

　社名変更の経緯について、BENTEN Filmは「このたび、株式会社木下グループから株式会社Creator's Xへ、ガイナの全株式の譲渡が完了いたしました。
株式譲渡による株主（親会社）の変更に伴い、ガイナはCreator's Xグループの一員となり、『株式会社BENTEN Film』に社名を変更して新たにスタートいたします」と説明した。

　社名に込めた思いについては、「『BENTEN Film』という社名には、芸術や知恵を司る女神・吉祥寺弁財天（弁才天）への敬意が込められています」とし、「創業の地・吉祥寺には、神田川の源である井の頭池があり、そのほとりに祀られる井の頭弁財天は、創業当初から私たちが祈願を重ねてきた、芸術と創造の神様です。『BENTEN』は、この地とともに歩んできた私たちの原点を象徴する名でもあります」と紹介。「『Film』は、アニメ制作にとどまらず、映画や映像がもつ時代性・新規性・可能性への思いを込めた言葉です」と伝えた。

　また、ロゴについては、「ロゴにあしらわれた波線は、水の神サラスヴァティーを起源に持つ弁財天の水の流れと、羽衣のやわらかな動きを重ね合わせたもので、BENTEN Filmの作品が波紋のように人々の心へ広がっていくことを願ってデザインされています。色に用いた緋色は、日本の伝統色のひとつであり、情熱と力強さを象徴しています」と解説した。
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