『おジャ魔女どれみ』チケット即完のサマーパーティーで「おジャ魔女カーニバル!!」熱唱　朗読劇とライブで魅了

　アニメ『おジャ魔女どれみ』の25周年を記念したイベント『おジャ魔女どれみ サマーパーティー 2025』が、3日に神奈川・パシフィコ横浜会議センターメインホールにて開催された。会場チケットは即完売。親子連れや往年のファンが多数来場し、世代を超えて愛され続ける同作の魅力を再確認する一日となった。

　イベントには、春風どれみ役の千葉千恵巳をはじめ、秋谷智子（藤原はづき役）、松岡由貴（妹尾あいこ役）、宍戸留美（瀬川おんぷ役）、宮原永海（飛鳥ももこ役）、大谷育江（ハナ役）の“MAHO堂”キャスト6名が登壇。さらに石毛佐和（春風ぽっぷ役）、永澤菜教（マジョリカ役）、高村めぐみ（ララ役）が友情出演し、関弘美プロデューサー、佐藤順一シリーズディレクターもゲストとして登場した。

　オープニングでは、キャスト6名が代表曲「おジャ魔女カーニバル!!」を歌唱。続くファン参加型コーナー『サマーパーティーアンケート』では、事前アンケートをもとに作品の思い出を振り返り、会場は終始あたたかな空気に包まれた。

　朗読劇は2本が披露され、いずれもこの日のための新作。第1作「も～っと！涼しい夏を」では、育児に奮闘するキャラクターたちの日常を描き、ももこがハナちゃんから「ママ」と呼ばれる感動の瞬間には来場者の笑顔があふれた。第2作「誕生日のドッカ～ン！」では、7月30日に誕生日を迎えたどれみのために仲間たちがサプライズを準備。ステーキ型の花火が夜空に打ち上がるという“どれみらしい”演出で締めくくられた。

　ライブコーナーでは、「夏のまほう」「WE CAN DO!」「魔法でチョイ2」「おジャ魔女はココにいる」「ルピナスの子守唄」の5曲を披露。キャストとファンがコール＆レスポンスで一体となる場面もあり、大きな盛り上がりを見せた。エンディングでは改めて25周年への感謝が語られ、「おジャ魔女カーニバル!!」のパフォーマンスでイベントは幕を閉じた。

　また、イベント内では新作映像『おジャ魔女カーニバル!!ゆる旅篇』の制作過程映像が初公開。MAHO堂キャスト6名による新曲を使用した同作は、9月11日午後6時から9月15日午後11時59分までの期間限定で、会場・配信チケット購入者に向けた先行公開が行われる。さらに、映像内で使用された絵コンテの実物展示や、グッズの事後通販も実施される予定となっている。